川淵三郎氏の“危うい過去” 五輪の理念に反する言動や行動
「森さんは批判の矢面に立ち、泥をかぶることをいとわないが、川淵さんはある意味“エエカッコしい”だ。嫌な仕事は部下にやらせがち。組織委の職員は『森さんより厄介』と落胆しているようだ」(自民党関係者)
東京五輪に関し、著書がある作家の本間龍氏はこう言う。
「川淵氏がどのような思想を持とうが自由です。しかし、韓国への批判とも受け取れるツイートを複数回、投稿するような人物が大会を推進する組織のトップとしてふさわしいかというと、疑問符がつきます。仮に韓国メディアの記者に見解を問われたら、どう答えるのか。批判的な発言をすれば、また海外メディアから追及されることになるでしょう。そもそも、年齢的にも森氏と変わらないため、新鮮味がない。組織委は本当にやる気があるのか、疑問を感じざるを得ません」
11日の朝日新聞電子版によると、川淵氏はこの日、森と約1時間にわたり面会した際、「お気の毒に」と落涙したという。「森さんのこれまでの思いも背負ってやっていきたい」と発言したというから、組織の刷新はとても期待できそうにない。