1100万円減の阪神藤浪“たらい回し”脱却なるか 熱望する先発でダメなら自由契約のススメ

公開日: 更新日:

阪神で気になっているのは、力量的に可能性を感じる投手をすぐにリリーフにもっていってしまうことだ。若手の及川、小川らがそうで、どういった見極めをしているのかがわからない。他球団では、宮城、戸郷、奥川らが先発として育っているように、ちゃんとしたピッチャーの見極め、育ってないのか、育てられないのか、そこはチェックしながら手を打たないといけないだろう」

 高卒2年目の及川のリリーフ起用は、岩貞らの不振による救援投手のコマ不足という事情が大きかった。

 要するに、目先にとらわれた場当たり的な起用が目立つのだ。

 阪神はいっそのこと、藤浪の希望通り、先発に専念させたらどうか。藤浪を巡っては、過去に他球団が何度もトレードを打診しているが、阪神はかたくなに断り続けたといわれている。「ドラ1だから」とか「人気者だから」などと過保護に扱ってきたが、いつまで経ってもくすぶったままだ。先発でダメならクビ、というくらいの起用をする以外に復活の道は開けないのではないか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁

    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁

  2. 2
    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った

    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った会員限定記事

  3. 3
    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  4. 4
    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

  5. 5
    1場所4人じゃ終わらない…元横綱白鵬の旧宮城野部屋勢“廃業ラッシュ”はこれからだ

    1場所4人じゃ終わらない…元横綱白鵬の旧宮城野部屋勢“廃業ラッシュ”はこれからだ

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    石原裕次郎(12)慶応病院に入院…同乗したエレベーターを降りる際に掛けられた言葉

    石原裕次郎(12)慶応病院に入院…同乗したエレベーターを降りる際に掛けられた言葉会員限定記事

  3. 8
    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

  4. 9
    (26)第3作「男はつらいよ フーテンの寅」では寅さんを地面に叩きつけた

    (26)第3作「男はつらいよ フーテンの寅」では寅さんを地面に叩きつけた会員限定記事

  5. 10
    元衆院議員・若狭勝氏は女帝と断絶して7年「今は本当に幸せ」

    元衆院議員・若狭勝氏は女帝と断絶して7年「今は本当に幸せ」