Bクラス低迷の巨人選手が怯える“恐怖の秋”…大量リストラ確実、最低でも14人クビ

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 巨人の絶対的守護神・大勢(23)が初のイニングまたぎで撃沈した。

 6日のDeNA戦で1-1の延長十回に2番手として登板。この回は危なげなく無失点で切り抜けたものの、プロ初の2イニング目となった十一回、佐野に決勝のソロ本塁打を浴びて2敗目(1勝)となった。

 新人ということもあり、これまでは桑田投手チーフコーチが「最大でも2連投まで」というルールを決めてストップをかけていた。そのおかげかは別として、故障することなく、歴代新人3位タイの31セーブをマーク。ルーキー最多記録の37セーブまであと「6」に迫っている。ただ、原辰徳監督(64)は「それ(2連投まで)が当たり前と思っていたら、小さな囲いの中で野球をやっているということ。やっぱり太平洋に飛び出さなきゃ」と「過保護」と言わんばかりに3連投解禁を示唆したばかり。その前に初の回またぎを命じた途端、打たれたのだから皮肉と言うしかない。

 しかし、9回1失点と好投したエースの菅野は、通常通りの中6日での登板が続いている。他の先発陣も然りだ。昨年は9月に入った途端、指揮官の方針により「中5日」や「中4日」の特攻ローテが始まり、終盤戦の1カ月半ほど続いた。それが、今季は残り17試合の段階で、いまだに先発の間隔が詰まっていない。昨季までとは違い、原監督が淡々と采配を振っているようにみえるのはなぜか。

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