ドラフト前に異例の“指名公表合戦”どこまで? 「全球団単独1位」は優柔不断な阪神次第

公開日: 更新日:

 これで1位指名選手を公表したのは、巨人ソフトバンク(誉高・イヒネ)、西武(早大・蛭間)、日本ハム(日体大・矢沢)、広島(苫小牧中央高・斉藤)に続いて6球団目。指名選手は全て異なっている。

 ドラフトまで1週間を切る中、次は東芝の153キロ右腕・吉村貢司郎投手(24)、高校通算38本塁打の大阪桐蔭高・松尾汐恩捕手(3年)あたりが事前公表候補となりそうだ。

「問題は浅野か松尾か、とされる阪神の1位。浅野なら巨人と抽選になるし、一方で関西のスポーツマスコミは松尾を『虎の恋人』と呼んでいる。曽谷の評価も高い。正式に就任が発表された岡田監督の意向もあるでしょう。そもそも阪神のドラフトは慎重というか、なかなか一本化できない傾向がある。他球団スカウトからは“優柔不断”なんて言われたりするだけに、公表するかは分かりませんが……」(前出の関係者)

 阪神の決断によっては「12球団単独1位」の可能性も出てきた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁

    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁

  2. 2
    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った

    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った会員限定記事

  3. 3
    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  4. 4
    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

  5. 5
    1場所4人じゃ終わらない…元横綱白鵬の旧宮城野部屋勢“廃業ラッシュ”はこれからだ

    1場所4人じゃ終わらない…元横綱白鵬の旧宮城野部屋勢“廃業ラッシュ”はこれからだ

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    石原裕次郎(13)慶応病院に入院…同乗したエレベーターを降りる際に掛けられた言葉

    石原裕次郎(13)慶応病院に入院…同乗したエレベーターを降りる際に掛けられた言葉会員限定記事

  3. 8
    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

  4. 9
    (26)第3作「男はつらいよ フーテンの寅」では寅さんを地面に叩きつけた

    (26)第3作「男はつらいよ フーテンの寅」では寅さんを地面に叩きつけた会員限定記事

  5. 10
    元衆院議員・若狭勝氏は女帝と断絶して7年「今は本当に幸せ」

    元衆院議員・若狭勝氏は女帝と断絶して7年「今は本当に幸せ」