スペインがコスタリカを7-0のフルボッコ! 一方的展開に両国で話題になる「1561」のナゾ

公開日: 更新日:

「虐殺した」と見出しを打つ海外メディアもあった。

 日本が大金星を挙げたドイツ戦後、日本時間24日午前1時にキックオフされた同組のスペインーコスタリカ戦のことだ。

 序盤からスペインが一方的に攻め、前半だけで3得点。後半でさらに3点を加えると、息の根を止めんばかりにアディショナルタイムでもう1点を追加。結果的にボール支配率82%、シュート17本、パス1060本の計7得点と驚異的なパフォーマンスを見せた。対するコスタリカはシュート1本すら放てず試合を終えただけに、日本のみならず世界中から同情の声が上がっている。

 この一方的な展開に、両国民の間では「1561」という数字が話題になっている。中米に位置するコスタリカの公用語がスペイン語であるように、両国にはかつて植民地と宗主国という歴史がある。

 1502年にコロンブスがヨーロッパ人として初めてコスタリカに上陸。その後、スペインを含む列強による中米地峡征服が行われるのだが、特にコスタリカ人の胸に刻まれているのは1561年だ。スペインが最初の内陸部探検を行い、多くの入植者を連れて上陸。同年から1821年まで植民地化したからだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った

    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った会員限定記事

  2. 2
    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

  3. 3
    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

  4. 4
    宮迫博之の地上波復帰また遠のく…チバテレ番組ゲスト出演のはずが、収録済みでもソデに

    宮迫博之の地上波復帰また遠のく…チバテレ番組ゲスト出演のはずが、収録済みでもソデに

  5. 5
    巨人阿部監督を悩ます原前監督の尻拭い…FA組と主力の過渡期でよぎる高橋由伸政権時の再来

    巨人阿部監督を悩ます原前監督の尻拭い…FA組と主力の過渡期でよぎる高橋由伸政権時の再来

  1. 6
    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  2. 7
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8
    プロアマを“人質”にした協会の傲慢ぶりで伝統ある大会が消滅危機…3年前から続く対立構造の根本

    プロアマを“人質”にした協会の傲慢ぶりで伝統ある大会が消滅危機…3年前から続く対立構造の根本

  4. 9
    だれもが首をひねった 演技派俳優・古尾谷雅人の自殺の謎

    だれもが首をひねった 演技派俳優・古尾谷雅人の自殺の謎

  5. 10
    渡部建はキスなし即ベッド“超自己中SEX” 元カノ女優が激白

    渡部建はキスなし即ベッド“超自己中SEX” 元カノ女優が激白