女性の女性による女性のための大会…サッカー女子W杯での“逆差別現象”にモヤモヤ
そうそう、ブラジル代表付きのセキュリティーも、これまでは男性だったものが、女性2人に男性1人になっていた。チーム広報は全員女性に変わった。ここぞとばかりに男を締め出すのではなく、もう少し自然に男女平等にできないかな? って思うのはおかしいだろうか。女性がこれまでいろいろ差別と闘ってきたのはわかる。でも女子サッカーを愛する男性を目の敵にはしないでほしいよ。
▽翻訳=利根川晶子(とねがわ・あきこ)埼玉県出身。通訳・翻訳家。82年W杯でイタリア代表タルデッリに魅せられ、89年にイタリア・ローマに移住。「ゴールこそ、すべて」(スキラッチ自伝)など著書・訳書多数。