元川悦子
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元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

ドイツ戦へ久保建英が「コンディションは僕史上最高」と絶好調宣言!10カ月前のリベンジへ躍起

公開日: 更新日:

ドイツは主将交代でテコ入れ“本気モード”に

 2024年欧州選手権ホスト国のドイツは今年6月までさまざまな試行錯誤を繰り返し、それが失敗。大いなる批判にさらされていた。しかし今回からは本気モードにシフトチェンジ。主将交代というテコ入れも図って、強い覚悟で戦うという。

 主将交代といえば、日本も2010年南アフリカW杯直前に中澤佑二(現解説者)から長谷部誠(フランクフルト)へのチェンジが行われた過去がある。岡田武史監督(今治会長)の決断は結果的に大成功だったが、今回のフリック監督の試みはどんな効果をもたらすのか。やはり大いに気になる。

 この会見が行われたのは「アウトシュタット」という自動車の巨大博物館。東京ドーム6個分の広大な敷地にフォルクスワーゲングループのパビリオンや他社の車博物館やカフェなどはあり、多くの観光客が訪れている。

 残念ながら筆者はじっくり見る余裕がなかったのだが、これは一見の価値がある。滞在中に何とか時間を作りたいものだ。

 そこから試合会場のフォルクスワーゲン・アレナは目と鼻の先。取材ADを取得した後に少し周囲を歩いてみたが、女子サッカー専用スタジアムや練習用のピッチ、池の見えるカフェやショップなどもあり、試合のない日でも楽しめる環境になっていた。

 同スタジアムには長谷部や岡崎慎司(シントトロイデン)らを取材するため過去3~4回は訪れていたが、周りをじっくり見たことはなかった。自然いっぱいの市街地も含め、今回の遠征は新たな発見が少なくない。

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