著者インタビュー
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「デンデケ・アンコール」芦原すなお氏
往年のバンド少年たちなら本書のタイトルに「お!」と反応したのではないだろうか。かつて大林宣彦監督によって映画化もされた青春バンド小説「青春デンデケデケデケ」の30年ぶりの続編である。 デンデ…
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「笑うマトリョーシカ」早見和真氏
物語の主人公は、40代で官房長官にまで上りつめた民和党代議士の清家一郎。そしてもうひとり、清家と高校時代に出会い、今では秘書として清家を支える鈴木俊哉だ。ある日、清家のインタビューを担当した記者は、…
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「アーバン・ベア」佐藤喜和氏
近年、全国で市街地に出没するクマが問題になっている。6月に、札幌市の中心部でヒグマが住民4人を襲う事件が発生し、TVやネットで流れた襲われる瞬間の映像を記憶している人も多いだろう。2000年代以降、…
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「遊廓と日本人」田中優子氏
12月5日にテレビの人気アニメ「鬼滅の刃」の第2期「遊郭編」が始まり、吉原遊廓が舞台になる。子供に「遊廓ってなあに」と聞かれたら、どう説明するか。娼婦の集まった場所? 文化を生んだ所? 今で言う風俗…
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「妙な線路大研究 首都圏篇」竹内正浩氏
「日々の通勤で多くのサラリーマンが利用している鉄道。あまりにも身近な存在ですが、“なぜそこを通っているのか”ということについて考えたことはあるでしょうか。鉄道の撮影に情熱を燃やす人や乗ることを楽しむ人…
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「EV(イブ)」高嶋哲夫氏
これまで「首都崩壊」や「首都感染」など予言の書とも評される数々の話題作を送り出してきた著者による最新刊。 世の中がコロナ禍で右往左往しているさなか、著者が見据えていたのは電気自動車だ。 …
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「SDGsがひらくビジネス新時代」竹下隆一郎氏
SDGsが急速に広まり、声高に叫ばれるようになってきた。「働きがいも 経済成長も」「つくる責任 つかう責任」など17の目標からなるSDGsが国連で採択されたのは2015年。当時はどこか絵に描いた餅の…
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「強くてうまい!ローカル飲食チェーン」辰井裕紀氏
自分が育った地域でよく利用していた飲食店を思い出し、無性に懐かしくなることがないだろうか。おふくろの味ならぬ、地元のソウルフード。 「千葉県柏市で学生時代を送った私は、チェーン展開している中華…
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「サボる哲学」栗原康氏
「働かざるもの食うべからず」という格言がすんなり受け入れられている日本社会で、サボることを追求するには覚悟がいる。自分がいかに使える人間かを周囲にアピールする方が、受けがいいからだ。 しかし、…
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「万引き」伊東ゆう氏
「『万引』と『窃盗』を並べてみると、なぜか前者は軽微な犯罪で、未成年によるいたずら的なイメージすらありますが、万引は刑法第235条の『窃盗罪』にあたる立派な犯罪です。万引犯は世代も国籍すら問わず幅広く…
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「あなたにもある無意識の偏見」北村英哉氏
「単身赴任中と聞くと父親が単身赴任だと思う」とか、「女性はこまやかな気配りができて世話好きだ」など、あなたにはそれが常識だと思い込んでいるステレオタイプ的な考え方はないだろうか。こうした無意識の偏見(…
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「満天の花」佐川光晴氏
「以前、日露戦争後の日本を舞台にした『日の出』を書いたときに、日清戦争についても調べてたんです。すると当時の有名人で勝海舟だけが日清戦争反対を公言し、しかも列強国の動きをピタッと当てていて、すごいと感…
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「つながり続けるこども食堂」湯浅誠氏
近年「こども食堂」をよく耳にするが、「経済的に、家でご飯を食べられない子」「孤食の子」のための福祉的な場所と捉えている人が多いのではないだろうか。 「報道がそう伝えてきたので、イメージが張り付…
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「『非モテ』からはじめる男性学」西井開氏
1990年代後半からインターネットを賑わせてきた「非モテ」という言葉。一般的には女性から好意を向けられない状態や、そのような苦悩を抱える男性を指す。本書のタイトルから「モテるようになるための本か?」…
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「たぶん一生使わない?異国のことわざ111」時田昌瑞氏
「他人の鼻で息をする」という言葉をご存じだろうか。実はコレ、他人を利用して生きることをたとえたラオスのことわざだ。 日本でいう「人のふんどしで相撲をとる」にあたるものだが、朝鮮に行けば「他人の…
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「落語に学ぶ粗忽者の思考」立川談慶氏
「最近、みなさん疲れているんじゃないかと思うんですよね。『とにかく稼げばいい』という風潮が強くて、社会の枠組みから外れた人は、生きづらい方向へと押し出されています。でも、江戸時代が舞台の古典落語には、…
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「何者かになりたい」熊代亨氏
「自分は何者になりたいのか。分からないから、関心のおもむくまま趣味やバイトの日々を過ごし、正業につくのを先延ばしにする若者をかつてモラトリアム世代と呼びましたよね。私は若い頃、大先輩の精神科医・小此木…
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「ブレイクニュース」薬丸岳氏
緊急事態宣言下に発覚したユーチューバーらの大宴会や、ついに逮捕に至った迷惑系ユーチューバーの事件など、何かと眉をひそめさせる話題の多いユーチューバー界隈。今回、著者が新たに挑んだ小説の舞台も、謎の女…
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「婿どの相逢席」西條奈加氏
第164回直木賞作家による最新作は、10編からなる人情連作時代小説。料理で季節を鮮やかに描きながら人情絡みの争い事を若主人・鈴之助が解決していくが、描かれる世界観が面白い。 舞台は新橋加賀町…
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「土偶を読む」竹倉史人氏
「縄文時代の遺物・土偶は、すでに2万点近く出土しています。さしたる根拠がないのに『土偶は女性をかたどった像である』というのが通説で、中学と高校で今使われている教科書の大半にもそう明記されているんです。…