松坂、筒香を育てた小倉清一郎 鬼の秘伝書
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何やってんだ横浜! 指導者問題で活動自粛の古巣に物申す
私の古巣・横浜高が揺れている。 26日、金子部長と平田監督による硬式野球部員への暴言、暴力の疑いがあるとして、学校側が調査に乗りだした。2人とは長く一緒にやってきた。報道の内容が事実なのか信…
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U18W杯日本5位惨敗の理由と佐々木が苦しんだマメ対処法
韓国で行われたU18W杯で、日本は5位と寂しい結果に終わった。 佐々木(大船渡)と奥川(星稜)の2本柱を擁し、初の世界一を目指したが、20人のメンバー選考が不可解だった。 永田監督が…
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強力打線に失策1の鉄壁守備陣 甲子園初V履正社の陰のMVPは
今夏の甲子園は履正社(大阪)の春夏を通じて初の優勝で幕を閉じた。大会序盤、私は山梨学院の臨時コーチとして甲子園に滞在していた。履正社の1回戦・霞ケ浦(茨城)戦を見た。1試合の最多タイ記録となる5本塁…
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二軍戦視察で考えた 松坂には「2段モーション」しかない
微妙な判定だった。 臨時コーチを務める山梨学院が10日、夏の甲子園1回戦で熊本工と対戦。延長十二回にサヨナラ本塁打を浴びて敗れた。 山梨学院は初回に2点を先制したが、四回2死一塁の守備で際…
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山梨学院の4年連続甲子園を決めたのは二遊間の守備位置
先月24日、私が臨時コーチを務める山梨学院が、山梨大会決勝で東海大甲府との接戦を5―4で制し、4年連続の甲子園出場を決めた。 以前は打撃練習ばかりしていたチームに守備の重要性を叩き込んだ。今…
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センバツV東邦や強豪校が地方大会序盤で相次ぎ消えた理由
全国各地の地方大会で序盤から波乱が起きている。 今春のセンバツ優勝校の東邦(愛知)が2回戦で八回コールド負け。同じくセンバツ出場校では、国士舘(西東京)、大分、熊本西、日章学園(宮崎)が初戦…
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大船渡163km佐々木朗希は夏の暑さ対策をやっているのか
各地で高校野球の夏の地方大会が始まっている。 先日、臨時コーチを務める城北(熊本)へ行ってきた。直前のこの時期、確認して欲しかったのが「バント守備」。1試合で1、2回は必ずある。避けて通れな…
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続々台頭 最近の中学生投手が140キロを投げられるワケ
中学時代に軟式で150キロを計測したとされる高知・森木、仙台育英にはともに140キロを超える右腕・伊藤、左腕・笹倉のコンビ。明徳義塾や愛工大名電にも注目の左腕が入学するなど、スポーツ紙でスーパー1年…
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神奈川大会は横浜の甲子園確率が80% 対抗は東海大相模
「高校四天王」といわれるドラフト上位候補の153キロ左腕・及川擁する横浜。春の関東大会を制した東海大相模……。夏の神奈川大会の組み合わせ抽選会が今日8日に行われる。注目の大会を展望した。 大本…
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「ドラフト候補左腕を攻略したい」…私は沖縄へ飛んだ
「夏にドラフト候補の左投手を攻略したい」 2016年夏の甲子園で1勝した際に指導した嘉手納の大蔵監督の依頼を受け、先週末、沖縄に飛んできた。 嘉手納は昨秋、沖縄大会準決勝で興南に0―4…
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巨人・菅野や大船渡・佐々木にみる中学軟式野球のメリット
163キロ右腕の大船渡・佐々木、星稜・奥川、高知中時代に150キロを投げたとされる高知の1年生・森木――。最近話題の高校生投手に共通しているのは、中学時代に硬式ではなく、軟式野球をやっていたことであ…
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“球界の宝”佐々木を擁する岩手・大船渡の甲子園への道は…
数年にわたり、神奈川県の湘南学院で臨時コーチを務めている。先に行われた春の県大会はベスト16。夏のシード権は得たものの、何か物足りない。 左腕エースの古謝ら見どころのある選手が何人かいる。そ…
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高野連は動くべき センバツで物議「サイン盗み」に撃退案
■山梨学院の課題 私が臨時コーチを務めた山梨学院は、先のセンバツで1回戦こそ大勝したものの、2回戦で筑陽学園(福岡)に2―3で惜敗した。 初回に山梨学院の左翼手が左前打を後逸し、1点を…
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山梨学院センバツ1回戦24得点を「小倉ノート」で解説する
私が臨時コーチを務める山梨学院が25日のセンバツ1回戦で札幌第一(北海道)と対戦。大会タイ記録の24安打24得点で初戦を突破した。 相手はこちらもかつて私が臨時コーチを務めた札幌第一に決まり…
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山梨学院は日体大と センバツ前の練習試合は大学とやる
私が臨時コーチを務める山梨学院のセンバツ初戦の対戦相手は札幌第一(北海道)に決まった。 8日の対外試合解禁日、山梨学院は、こちらも私が臨時コーチを務める日体大の新1、2年生主体のチームと対戦…
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山梨学院で指導 140kmを打ち返すための「5m手前」の意識
先月、臨時コーチを務める山梨学院を訪れた。今月のセンバツに出場するため、「140キロ」を攻略するための打撃練習をやった。 どこへ行っても感じるのは、プロ野球選手のコメントをうのみにし、「打撃…
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松坂は右肩痛で成瀬はオリ合格…教え子5人今季のイチ押し
プロ野球の春季キャンプ真っ盛り。横浜高の教え子の動向がこの時期の楽しみでもある。しかし、松坂(中日)がファンに腕を引っ張られ、右肩を痛めるハプニングがあった。検査の結果、炎症が見つかったという。 …
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古巣・横浜高のセンバツ「関東・東京6枠目」選考に物申す
3月23日に開幕するセンバツに出場する32校が先週1月25日に決定した。 「関東・東京」最後の6枠目が驚いた。 横浜(神奈川)の5年ぶり16度目の出場が決まったのだ。昨秋の関東大会準々…
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ボールの下にバットを入れる“ホームラン打法”に対する誤解
気温が10度を切ると、できる練習は限られる。屋外でフリー打撃を延々とやると、ケガをする恐れがある。寒い日はティー打撃に重点を置くといい。「フライボール革命」というメジャー流の考えから、高校野球でもロ…
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あと30勝が遠い…復活の松坂200勝達成に来季必要なこと
2018年を振り返ると、中日・松坂大輔(38)の復活が大きなニュースだった。 右肩故障の影響もあり、15年にメジャーから復帰したソフトバンクでは3年間で登板はわずか1試合。正直なところ厳しい…