井ノ原快彦は高好感度から一転、“裏表のある人”に…タレント生命の危機を招いたジャニーズの罪

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 2日に行われたジャニーズ事務所の記者会見で、新会社の副社長として登壇した井ノ原快彦(47)は、タレント生命を揺るがしかねない事態に陥っている。

 会見では当初、井ノ原が"ルールを守らない"記者に「落ち着きましょう」と制し、「子どもたちも見ています。ルールを守る大人の姿を見せましょうよ」と呼びかけて、拍手が沸き起こった。感情的にならず冷静に対処していたように見えたが、違和感を覚えた識者も多かった。

 たとえば、TBS系放送の「news23」で東京大学大学院の斎藤幸平准教授は、井ノ原の発言を「トーンポリシング」と指摘。ルールを破った加害者がルールを持ち出したり、子供に性加害をした側が子供たちの名を出して記者を制する行為を、加害者が追及者を丸め込む手法と説明している。

 さらに、会見を仕切ったコンサル会社が「NGリスト」を作成していたことがNHKに報じられ、井ノ原の対応が「茶番」に映ってしまった。同事務所は《会見前々日の会議で、本件について打ち合わせが行われた際、媒体リストを持ってこられて、そこにNGと書いてあったので井ノ原が、「これどういう意味ですか? 絶対当てないとダメですよ」と言いました》などと発表し、井ノ原の"潔白"を示したが時すでに遅し……。

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