著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<14>2人目の妻の「ベンツと共に去りぬ」事件…納車当日にそのまま走り去る

公開日: 更新日:

「あんたべっぴんさんやなあ。どちらのお店ですか?」

 出勤するべっぴんのホステスさんに道端で声をかけるのが、野崎幸助さんの楽しみだった。無視する相手もいたが、店に来てくれる可能性もあるので、頭のいいホステスさんならば決してむげにはしない。四つ角を丸くした名刺を渡してくる。それを頼りに指名すれば、べっぴんホステスさんと仲良くなれるというワケだ。

 だからといって深い仲になるかどうかはその後の活動内容にかかわってくる。ドン・ファンは、お金という最強のエサを使ってホステスさんを口説きまくったようだ。

 その結果、最初の結婚相手は銀座にある老舗クラブのナンバーワンであったようだが、本当にナンバーワンか確かめる術はなかった。彼女との結婚生活は長く続かず、1年か2年で破局したらしいが、同じ方と再婚し、また離婚している。

 次に結婚したのも東京・飯倉のクラブでナンバーワンホステス(?)だったCさんだ。彼女との結婚生活は10年ほど続いた。ドン・ファンは惚れ抜いていたようだが、それでも浮気の虫は蠢き、バレるたびに100万円を罰金として支払っていたというから、なんとも浮世離れしている。2人を知る会社関係者が言う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  3. 3

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  4. 4

    “最強の新弟子”旭富士に歴代最速スピード出世の期待…「関取までは無敗で行ける」の見立てまで

  5. 5

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  1. 6

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  2. 7

    物価高放置のバラマキ経済対策に「消費不況の恐れ」と専門家警鐘…「高すぎてコメ買えない」が暗示するもの

  3. 8

    福島市長選で与野党相乗り現職が大差で落選…「既成政党NO」の地殻変動なのか

  4. 9

    Snow Manライブで"全裸"ファンの怪情報も…他グループにも出没する下着や水着"珍客"は犯罪じゃないの?

  5. 10

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です