柏木理佳
著者のコラム一覧
柏木理佳生活経済ジャーナリスト

1968年生まれ。生活経済ジャーナリスト。MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。香港、シンガポール、豪州、中国に滞在し、世界15カ国の人と働いた経験を持つ。著書は「ひきこもりは“金の卵"」(日経BP)、「デキる女にはウラがある」(あさ出版)など多数。

ヤマザキvs銀座コージーコーナー Xmasに欠かせない「イチゴのショートケーキ」を比較

公開日: 更新日:

 コンビニもクリスマス直前にはショートケーキは並ぶようです。

 他方、銀座コージーコーナーの「苺のショートケーキ」は、ケーキ専門というだけあってイチゴはでかくて甘いけど1個490円(同)。スポンジケーキ部分やクリームのふわふわ感があります。イオンはスポンジなど凝縮している感じはありますが、値段や見かけの割には味は十分でした。

 イチゴは11月からスーパーには並んでいますが、1パックの値段は5~6年前の300~400円の2倍ぐらいです。例年より100~200円高いので、イチゴのイヤリングなどを買った方が安いくらいです。

 全国平均(5月)では1キロ1800円あまりで、最も安かった2015年4月の1493円より随分と高いです(総務省統計局小売物価統計調査)。燃料費、肥料費の高騰、それに温暖化が原因です。

 欧米では小さくてすっぱい、茎などがついたまま販売されることもあります。日本でも、アメリカなどからの輸入イチゴもお菓子などに使われています。

 15年はショートケーキの平均も安いので、やはりイチゴの値段はケーキに影響を及ぼしています。ケーキの1個の値段平均(同)では467円(23年10月)で、最も安かった15年の348円より100円以上も上がってます。

 子どもが小さいときは、クリスマスプレゼントを節約する代わりに、手でちぎって取るイチゴ狩りに連れて行きました。詰め放題なうえ、新鮮です。ジャム作りの体験もありました。クリスマスの支出をどう抑えるかがポイントです。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    2018年から25年を調査!7年間で偏差値上昇の大きかった私立大学・学部は?

    2018年から25年を調査!7年間で偏差値上昇の大きかった私立大学・学部は?

  2. 2
    大関琴桜が平幕相手に“セコすぎ相撲”で自身の首絞める…「横綱にして大丈夫?」と昇進見送り懸念

    大関琴桜が平幕相手に“セコすぎ相撲”で自身の首絞める…「横綱にして大丈夫?」と昇進見送り懸念

  3. 3
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 4
    松下洸平『with MUSIC』苦戦で囁かれる"賞味期限切れ説"…「光る君へ」登場もNHKの尽きぬ不安

    松下洸平『with MUSIC』苦戦で囁かれる"賞味期限切れ説"…「光る君へ」登場もNHKの尽きぬ不安

  5. 5
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  1. 6
    山寺宏一「31歳年の差婚」前々妻は祝福も前妻の微妙な反応

    山寺宏一「31歳年の差婚」前々妻は祝福も前妻の微妙な反応

  2. 7
    「月1万円生活」は今や昔…180度変化した大谷の金銭感覚 25億円別荘の次は12億円豪邸購入

    「月1万円生活」は今や昔…180度変化した大谷の金銭感覚 25億円別荘の次は12億円豪邸購入

  3. 8
    高齢者は「65歳以上→70歳以上」へ…政府また詐欺的手法で年金削減へアノ手コノ手着々

    高齢者は「65歳以上→70歳以上」へ…政府また詐欺的手法で年金削減へアノ手コノ手着々

  4. 9
    【静岡県知事選】岸田自民“討ち死に”濃厚、不可解な「情勢調査」とチラつく菅前首相の影

    【静岡県知事選】岸田自民“討ち死に”濃厚、不可解な「情勢調査」とチラつく菅前首相の影

  5. 10
    飯豊まりえは高橋一生との結婚で危機再燃?「新垣結衣の二番煎じ」懸念て何だ

    飯豊まりえは高橋一生との結婚で危機再燃?「新垣結衣の二番煎じ」懸念て何だ