日ハム吉田輝星が初告白 プロ入り決断へ揺れた胸中と決断

公開日: 更新日:

「(笑顔で)結構、記事は見てました。すごく気になっていました」

 ――その一方で、両親や恩師は大学進学を勧めていた。

「『大学に行って力をつけてからの方が、より完全な形でプロの世界に行ける』という話も出たのですが、それを聞いて思ったのは、僕は大学進学なら東北地区で野球をやることになる。そうなると明治神宮大会に出ない限り、(好選手が多い)近畿勢とは戦えない。秋田県内でやったときみたいに、『自分が一番』っていう考えに少しでもなってしまったときに、そこで成長は止まってしまうかもしれない。プロ野球の世界は、自分よりすごいところがある人がたくさんいて、自分より下の人がいない、っていうくらいの環境だと思う。同じ4年間を過ごすなら、自分がしっかりやりさえすれば、プロへ挑戦した方が成長の幅が広がるのかな、と思いました」

 ――大学へ行くことへの不安は、少なからずあった?

「まあ……一番になるとかではなくても、有名になるというか、騒がれるようになってくると、すぐ油断してしまうかなというのはありました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った

    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った会員限定記事

  2. 2
    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

  3. 3
    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

  4. 4
    宮迫博之の地上波復帰また遠のく…チバテレ番組ゲスト出演のはずが、収録済みでもソデに

    宮迫博之の地上波復帰また遠のく…チバテレ番組ゲスト出演のはずが、収録済みでもソデに

  5. 5
    巨人阿部監督を悩ます原前監督の尻拭い…FA組と主力の過渡期でよぎる高橋由伸政権時の再来

    巨人阿部監督を悩ます原前監督の尻拭い…FA組と主力の過渡期でよぎる高橋由伸政権時の再来

  1. 6
    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  2. 7
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8
    プロアマを“人質”にした協会の傲慢ぶりで伝統ある大会が消滅危機…3年前から続く対立構造の根本

    プロアマを“人質”にした協会の傲慢ぶりで伝統ある大会が消滅危機…3年前から続く対立構造の根本

  4. 9
    だれもが首をひねった 演技派俳優・古尾谷雅人の自殺の謎

    だれもが首をひねった 演技派俳優・古尾谷雅人の自殺の謎

  5. 10
    渡部建はキスなし即ベッド“超自己中SEX” 元カノ女優が激白

    渡部建はキスなし即ベッド“超自己中SEX” 元カノ女優が激白