星稜・奥川恭伸を直撃 そして証言から見えた“怪物の本性”

公開日: 更新日:

「高校BIG4」のひとり、大船渡・佐々木朗希(岩手=3年)が高校生史上最速の163キロをマークしてスポーツメディアを席巻したが、同じ「高校BIG4」の星稜・奥川恭伸(石川=3年)も春のセンバツ甲子園で強烈なインパクトを残した。

■「根尾さんから刺激」

 昨夏、2年生として唯一、U18アジア選手権(宮崎)で高校日本代表に選ばれた。そのとき、同部屋だったのが1学年先輩の大阪桐蔭・根尾(現中日)。フォークなど変化球の握りや野球への向き合い方を学んだ。

「宮崎での大会中は常に一緒だった? (うれしそうに)ハイ。根尾さんはすごく意識が高くて、自分との差を感じました。それからは毎日ストレッチをやるようになりましたし、食事のことも気にかけています。生活の全てが野球につながっていると思うようになった。(昨秋準優勝の)明治神宮大会の前にフォームを崩すなど調子を落としてしまったんですけど、実際に自分の目で先輩たちの姿を見て、投げるときの工夫の仕方などを学べたことが神宮大会で生きたと思います」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾