甲子園の元スターに聞く 佐々木の決勝登板回避をどう見た

公開日: 更新日:

 大船渡のMAX163キロ右腕、佐々木朗希(3年)の決勝戦登板回避をめぐっては、いまもなお喧々囂々の議論が交わされている。

 国保監督の采配を「故障を未然に防ぐための英断だ」と手放しで絶賛する声もあれば、「甲子園に行きたいという子供たちの夢を踏みにじった」という声もあるなど、賛否両論だ。

 では、甲子園で活躍したプロ野球選手は、今回の問題をどう見ているのか。

「佐々木くんは投げなくてよかったんじゃないですか。少しでも違和感があれば? そういうことです」

 と話すのは、西武の高橋光成(22)だ。前橋育英(群馬)の2年生だった2013年の夏の甲子園に出場。計6試合、50回、687球を投げ、母校に初出場初優勝の栄誉をもたらした。

「僕の場合は(687球を投げても体に)問題はなかった。肩やヒジの違和感もなかったです」

 佐々木は国保監督に過保護とも言えるほど大事に育てられた。連投に耐えうる肉体ではなかったのならば、仕方ないとも言えよう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    ソフトB山川穂高を直撃「古巣への不義理、SBファンの拒否反応をどう思っていますか?」

    ソフトB山川穂高を直撃「古巣への不義理、SBファンの拒否反応をどう思っていますか?」

  2. 2
    2018年から25年を調査!7年間で偏差値上昇の大きかった私立大学・学部は?

    2018年から25年を調査!7年間で偏差値上昇の大きかった私立大学・学部は?

  3. 3
    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

  4. 4
    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  5. 5
    立憲民主党・蓮舫参院議員が東京都知事選出馬へ! 首都決戦は「女の戦い」に

    立憲民主党・蓮舫参院議員が東京都知事選出馬へ! 首都決戦は「女の戦い」に

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    飯豊まりえは高橋一生との結婚で危機再燃?「新垣結衣の二番煎じ」懸念て何だ

    飯豊まりえは高橋一生との結婚で危機再燃?「新垣結衣の二番煎じ」懸念て何だ

  3. 8
    ヒデとロザンナの出門英 結腸がんで壮絶死

    ヒデとロザンナの出門英 結腸がんで壮絶死

  4. 9
    “ダメ大関の見本市”が後押し 新小結大の里「来場所で大関昇進」への期待と懸念

    “ダメ大関の見本市”が後押し 新小結大の里「来場所で大関昇進」への期待と懸念

  5. 10
    小池都知事「早期出馬表明」は3選への焦りそのもの SNSでは「#小池百合子落選運動」勃発!

    小池都知事「早期出馬表明」は3選への焦りそのもの SNSでは「#小池百合子落選運動」勃発!