城島健司氏が球界復帰へ 2020年ソフトB監督は秒読み段階か

公開日: 更新日:

 再びユニホームを着ることもありそうだ。

 18日発売の日刊スポーツ紙が報じた、ソフトバンクOB城島健司氏(43)の球団復帰。記事によれば、「球団付または球団会長付のポストを新設し、アドバイザーに就任する方向で最終調整している」とある。

 現場に直接関わることはなさそうだが、こうなると嫌でも期待が高まるのが「城島監督」の誕生だ。

 ある球団OBは「工藤監督の後釜に期待されている」と、こう話す。

「工藤監督は2年連続V逸の責任を取り、今季限りで退任する意向だった。それがCSで西武を下し、日本一になったことで、新たに2年契約を結んだ。ただ、本人はこの2年で最後と決めており、球団関係者には『2年連続優勝でも日本一でも、もうそれ以上はやらない』と話している。球団はその後釜として城島を考えている。今回の復帰はその下準備だろう」

 城島氏は引退後、かたくなに球界復帰を断り続けていた。現在も釣り番組やゴルフ番組に出ることはあっても、野球関連の仕事はしていない。地元テレビ局のスタッフによると、「マスコミの取材攻勢に嫌気が差している」という。

 それでもアドバイザーとはいえ古巣復帰ならば大きな前進。残り2年、ソフトバンクは城島氏を心変わりさせることができるか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾