ドラフトは西武の一人勝ち!大学No.1左腕・隅田はじめ「1位候補」3人を根こそぎ獲得

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◆2021年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(10月11日)

 まさに「してやったり」だろう。

 大学ナンバーワン左腕の隅田知一郎(西日本工大)の指名権を引き当てた西武。飯田球団常務がクジを引き、巨人、ヤクルト、広島と4球団競合の混戦を制した。

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「隅田は以前は3、4位くらいで指名されるといわれていた投手。それが今年6月に行われた全日本大学選手権で評価を上げた。強打を誇る上武大との初戦で負けはしたが、8回1失点、14奪三振の活躍。今年は上位候補に突出した選手がいなかったこともあり、一躍、1位候補として名を上げた」(セ球団スカウト)

 もちろん、ただの一発屋ではない。波佐見高校ではエースとして同校を2017年夏の甲子園に導いた。もともとドラフト候補として注目されていたところ、今年急成長。西武があえて1位指名を公言したのも、1球団でもライバルを減らしたかったからだ。

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