西武は森友哉の穴が「半分」埋まった! 守備で柘植世那と古賀悠斗が激しい正捕手争い

公開日: 更新日:

 西武には3つの「穴」がある。1つはWBC中に故障した正遊撃手・源田不在の穴で、2つ目は足の張りで10日に登録抹消となった主砲・山川が抜けた穴。この2つは時間が埋めてくれるが、一番大事な部分にあいた3つ目、オリックスFA移籍した正捕手・森友哉が抜けた穴ばかりはそうはいかない。

 森は2019年に23本塁打を打ち、打率.329で首位打者に輝いた、球界でも屈指の「打てる捕手」。特に打線への影響は必至とみられていた。

 しかし、あく穴あれば埋まる穴あり。野田バッテリーコーチは「守備面では柘植と古賀が頑張ってくれている。打撃に関しては2人がどれだけ打つか、それは未知数だけど」と話す。

 4年目の柘植世那(25)と2年目の古賀悠斗(23)は、いずれもアマチュア時代から守備力を評価された捕手。昨季までは森の控えに甘んじていたが、今季のスタメンマスクは柘植が5試合、古賀が4試合と、激しい正捕手争いを繰り広げている。

■オリが西武の穴を肩代わり

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾