佐々木朗希の豹変をロッテ監督・選手が明かす 7回1安打11K無失点でオリ由伸に投げ勝ち2勝目

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「チームを鼓舞するような感じになってますね。今までは少し控えめな選手だったんですけど、今は自分が投げているときも、(イニング間などで)『さぁ! 行こう!』みたいにナインを盛り上げようとしている。そういったところが、以前に比べたら変わったかなと思いましたね」

 日刊ゲンダイにこう話すのはロッテの捕手、佐藤都志也(25)。WBCを経験した佐々木朗希(21)の変貌ぶりに驚きを隠せないという。

 佐藤の言うように、かつての佐々木は、どちらかといえば遠慮がちなタイプ。感情をあまり表に出さず、喜ぶときも控えめだった。

 それもすでに過去の話だ。今季2度目の先発となった14日のオリックス戦でも、佐々木の“豹変”ぶりが話題になった。

 オリックスの先発はエースの山本由伸。WBCでともに世界一を達成した憧れの先輩相手に、7回1安打無失点、11奪三振の堂々たるピッチングで、今季2勝目を手にした。

 相手が相手だけに、投手戦は必至。絶対に先に点をやれない「チキンレース」の中、佐々木は四回まで無安打無四球と圧巻の投球を見せた。その裏、ロッテ打線が山本から先制点を奪うと、ベンチ前で投球練習をしていた佐々木は大喜び。両手を上げてグラブで手を叩き、味方打線を称えた。

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