ソフトB“悩める理論派”石川柊太が空回り大誤算で二軍落ち…パCS争いは3球団が0.5差に

公開日: 更新日:

 たった0.5ゲーム差の中に2~4位球団がみっしり、である。

 1日、CS進出を争うソフトバンク楽天ロッテはそれぞれ違う相手と対戦。ソフトバンクだけが敗れ、楽天と同率2位に並ばれると、4位ロッテにも0.5差に詰め寄られた。

 ソフトバンクはこの日、10安打を放ちながら、わずか2安打の日本ハムに敗戦。点をすべて吐き出したのが先発の石川柊太(31)だ。

 二回にアルカンタラにソロを打たれると、三回には連続四球から田宮に3ランを食らい、この回限りで降板。後続の中継ぎ陣は1安打も許さなかったから、余計に石川の不甲斐なさが目立った。

「理論派で性格も慎重ながら、創価大時代から制球難と肩ひじのケガに泣かされてきた。8月にはノーノーを達成したように力はあるものの、調子が悪い日はとことん悪く、試合中の修正も不得手なタイプ。考えすぎるきらいがあるのか、四球で走者を出すと余計にドツボにハマってしまう。本人もイメージしている自分と、マウンドでの自分との違いに悩んでいるフシもある。だから最近は余計に空回りしている印象です」(球団OB)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾