オリ“由伸2世”期待の日髙暖己が人的補償で広島へ 高卒2年目の放出に恩師「残念」と心情吐露

公開日: 更新日:

 広島が5日、オリックスFAで移籍した西川龍馬(29)の人的補償として、高卒2年目の日髙暖己(19)を獲得したと発表した。

 日髙は富島高(宮崎)時代に野手として入部し、2年秋から本格的に投手に転向。3年夏にはエースとしてチームを甲子園に導いた。22年のドラフト5位でオリックスに入団。183センチの上背から最速148キロの角度のある直球を投じ、フォームが似ていることから、同じ宮崎の都城高校出身でオリックスの先輩でもある「山本由伸2世」として期待されていた。1年目の昨季はウエスタンリーグで12試合に登板し、1勝1敗、防御率3.15という成績だった。

 一軍出場経験のない高卒2年目選手の移籍は異例の出来事。富島時代の恩師・浜田登監督(56)が日刊ゲンダイの取材に応じ、現在の心境や高校時代のエピソードを明かした。

■オリックス入団に安堵したものの…

 ――高卒1年目を終えたばかりの日髙投手がプロテクトリストから外れ、移籍することになった。いくらなんでも時期尚早すぎませんか?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾