巨人阿部監督をブルペン5球で“退散”させたドラ1新人西舘勇陽に他球団007も要警戒マーク

公開日: 更新日:

 朝から強い雨が降る中で、指揮官として初めての宮崎キャンプを迎えた阿部慎之助監督(44)の視線の先には、ドラフト1位の西舘勇陽(21=中大)がいた。独特のクイック投法から投じるキレのある球を見て、満足そうにうなずいていた──と思ったら、すぐにその場から去ってしまった。

【写真】この記事の関連写真を見る(15枚)

 理由はこうだ。

「あんな異様な雰囲気で投げたのは初めてだろうし、飛ばさないように。宮崎は思ったより寒いから、沖縄に入ってスイッチを入れる感じでやればと言った。5球くらい見てどっかに逃げた。かわいそうだと思って。ボクが後ろで仁王立ちしていたら、むちゃするだろうし」

 先発起用か立て直しが急務のリリーフ起用か。ドラフト指名後から「両にらみ」を示唆していた同監督だが、この日、「先発で行く。大谷君みたいに大きくなって欲しい」と花巻東の先輩でもあるスーパースターの名前を挙げ、先発調整することが決まった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾