違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

公開日: 更新日:

 MLBでは過去、ホワイトソックスの主力選手8人がギャングから賄賂を受け取って八百長を働いた1919年のブラックソックス事件、自軍の試合に賭けていた1989年のピート・ローズ事件が米国社会を揺るがせた。競技の公平性、高潔性を守るため、MLBはスポーツ賭博に対して厳しい姿勢を貫いている。ドジャース、メッツなどでプレーし、オールスターに4度選出されたポール・ロデューカ元捕手(51)は引退後、現役時代に違法な競馬に賭けていたことが発覚し、MLBからメジャーでコーチの職に就くのを禁止され、事実上の永久追放処分を科された。

「万が一、今やメジャーを代表するスーパースターの大谷が闇の賭け事に興じていたとなれば、ブランドを守りたいMLBは容赦しないでしょう。有名選手だからこそ、全体への見せしめとして厳罰を科すのではないか」とは前出の鈴村氏だ。

  ◇  ◇  ◇

関連記事【続きを読む】…では、大谷に司直の手が伸びる可能性および、仮に「有罪」となる場合の4つの段階などについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

  2. 2
    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

  3. 3
    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

  4. 4
    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

  2. 7
    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

  3. 8
    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

  4. 9
    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

  5. 10
    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間