大谷は打撃絶好調でも…「三冠」を阻む低出塁率の同僚と中南米選手のコネクション

公開日: 更新日:

 加えて、仮に大谷がドミニカ共和国出身のオズナと三冠王を争うことになれば、シーズン終盤は逆風に見舞われる可能性もある。カブレラが三冠王を成し遂げた12年は中南米出身の投手相手に結果を残すケースが少なくなかった。相性が良かったのは事実だが、メジャーではマイナーで同じ釜の飯を食った中南米出身選手の結束が固いとされ、当時は同じドミニカ人投手によるカブレラへの肩入れも噂されたものだった。

 メジャー12年目のオズナは同じ中南米出身の選手から慕われており、昨季限りで引退したカブレラに代わってヒスパニック系選手の兄貴分的存在だという。

 2人による三冠王争いが熾烈になればなるほど中南米投手による大谷へのマークは一層、厳しくなりそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 大谷が打ちまくっていることで、逆に頭を悩ませているのがロバーツ監督だ。

●関連記事【もっと読む】…ではその理由について詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁

    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁

  2. 2
    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った

    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った会員限定記事

  3. 3
    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  4. 4
    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

  5. 5
    1場所4人じゃ終わらない…元横綱白鵬の旧宮城野部屋勢“廃業ラッシュ”はこれからだ

    1場所4人じゃ終わらない…元横綱白鵬の旧宮城野部屋勢“廃業ラッシュ”はこれからだ

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    石原裕次郎(13)慶応病院に入院…同乗したエレベーターを降りる際に掛けられた言葉

    石原裕次郎(13)慶応病院に入院…同乗したエレベーターを降りる際に掛けられた言葉会員限定記事

  3. 8
    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

  4. 9
    (26)第3作「男はつらいよ フーテンの寅」では寅さんを地面に叩きつけた

    (26)第3作「男はつらいよ フーテンの寅」では寅さんを地面に叩きつけた会員限定記事

  5. 10
    元衆院議員・若狭勝氏は女帝と断絶して7年「今は本当に幸せ」

    元衆院議員・若狭勝氏は女帝と断絶して7年「今は本当に幸せ」