楽天が人的補償で獲得「21歳の野球小僧」小森航大郎は掘り出し物か…父は社会人テニスの元日本王者

公開日: 更新日:

 8日、楽天FAヤクルトに移籍した茂木栄五郎内野手(30)の人的補償として、小森航大郎内野手(21)を獲得すると発表した。

 小森は宇部工高(山口)から2021年ドラフト4位でヤクルトに入団。3年目の昨季終盤に一軍デビューを果たし、イースタン・リーグでは主に二塁、遊撃で110試合に出場、24盗塁で「盗塁王」になった。走攻守で課題はあれど、将来を期待された若手の一人だった。

 中学時代は体重40キロと細く、一時は拒食症にも悩まされていたというが、「高校時代は食事で悩んでいた様子はありませんでした」。

 こう話すのは、宇部工で2年次から卒業まで指導した齊藤翔大元野球部長(30=工業科教諭)だ。

「野球小僧という言葉がピッタリ。こちらが止めないと練習をやめなかった。誰よりも声を出す子で、愛嬌もあって大人からも可愛がられるようなタイプです。走塁が好きで、相手バッテリーの一瞬のスキを見抜くのが得意でした。お父さんが社会人の硬式テニスの全国大会で優勝したすごい選手だったと、聞いています」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾