巨人・阿部監督の“毒舌𠮟咤”は秋広優人に届くか、このまま消えるのか…「そろそろ潮時」と二軍落ち示唆

公開日: 更新日:

 巨人5年目の有望株が正念場を迎えている。

 阿部慎之助監督(45)が9日の阪神戦後、「もう芯に当たらなくなってきてるから、そろそろ潮時かな」と秋広優人(22)の二軍落ちを示唆したのだ。

 松井秀喜の背番号「55」の後継者として、2023年に121試合で10本塁打を放ち、大器の片鱗を見せたものの、昨季は26試合で打率.261、0本塁打、1打点に終わった。シーズン中に阿部監督から、「全く魅力を感じない」とこぢんまりとした打撃を酷評されたこともあった。

 今年こその思いで臨んだキャンプの練習試合では、1試合2発を放つなど猛アピール。それでも阿部監督は「(本塁打した球の)前のボールをスイングしてほしかった」と初球の見逃しを指摘。2打席連続本塁打についても、「シーズンで打たないとどうしようもない。人間って年間で打てる本数決まってるので、もう2本減りましたね。今状態がいいだろうけど、一日寝たら忘れちゃう。今日は寝ないでずっと素振りしててほしい」と辛辣だった。案の定、秋広は3月に入るとガス欠を起こし、指揮官に見限られる寸前となっている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾