楽天・村林一輝 首位打者独走はドラ1遊撃手・宗山塁のおかげ?ポジション奪われたことが奏功か

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 鬱憤を晴らすかのように打ちまくっている。

 29日の西武戦で、楽天村林一輝(27)が4打数2安打2打点の活躍。六回には昨季の新人王・武内から、勝ち越しとなる貴重な2点タイムリーを放った。もっか打率.336でパの首位打者だ。

 大阪府立大塚高から2015年ドラフト7位で入団。鳴かず飛ばずの時期が長かったものの、昨季は遊撃のレギュラーとして139試合に出場し、打率.241、6本塁打、50打点。苦節9年目にしてようやくポジションを掴んだところでやってきたのが、「20年に1人のショートストップ」の異名を持つドラ1ルーキーの宗山(22=明大)だ。

 その宗山に遊撃レギュラーを明け渡し、村林は三塁に転向した。

「三木監督は二軍監督時代から村林を気にかけており、親身に指導していた。とはいえ、スター候補の宗山もムゲにはできませんからね。ただ、村林の打撃が好調なのは、守備の負担が減ったことも無関係ではないはず。過去、首位打者に輝いた遊撃手は豊田泰光、西岡剛坂本勇人の3人だけですから」(楽天OB)

 ヒーローインタビューでは宗山について「堂々とプレーして凄いなと思います」と話した村林。本心はどうあれ、宗山サマサマだ。

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