近藤健介「脇腹故障」と柳田悠岐「実戦復帰」が交互に訪れるソフトバンクの悲喜劇

公開日: 更新日:

 ソフトバンクに「悲報」と「朗報」が交互に訪れた。

 まずは悲報だ。29日のロッテ戦で三回に2ランを放った「3番・右翼」の近藤健介(32)が直後の守備から交代。ダイヤモンドを回ってベンチに戻った際、顔をしかめて左脇腹を気にする素振りを見せていた。

 近藤は開幕直後の4月に腰を手術。6月に一軍復帰したものの、すぐに左かかとを負傷し、その後は14試合でベンチスタートを余儀なくされた。7月に再びスタメン出場するようになってからは、36試合がDHだった。

「24日の日本ハム戦から4試合連続で右翼出場とはいえ、25、28日は試合がなかった。それでも左脇腹を痛めたように、体はガタガタ。うかつに守らせることもできません」(球団OB)

 しかし、朗報もある。同日のウエスタン広島戦で、柳田悠岐(36)が負傷後、初の実戦復帰。4月に自打球で右脛骨を骨挫傷して以来、「1番・DH」で約4カ月ぶりとなる打席に立った。

 結果は3タコ。まだ外野守備は難しいものの、小久保監督も「DH前提でも一軍に呼ぶのか。今週くらいに話をする」と、早期昇格を示唆していた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾