ソフトB山川穂高 大不振の根本原因…「外角クソボールに空振り。体にキレもない」と名球会員が痛烈指摘

公開日: 更新日:

 復調への道険し、か。

 16日、ソフトバンク山川穂高(33)が移籍後初の登録抹消。チームトップの9本塁打も、打率.204と63三振はリーグワーストの大不振に小久保監督がナタを振るった格好だ。

 西武から移籍1年目の昨季は4番として34本塁打、99打点でリーグ2冠に輝くも、今季は5月半ばに4番から7番に降格し、6月5日は移籍後初のスタメン落ちを味わった。いわゆる「リフレッシュ休暇」で、最短10日で一軍復帰するとの見方もあるが、名球会員の山崎裕之氏は不振の原因について、「自分のストライクゾーンにボールを呼び込めていない」と、こう指摘する。

「今季は何でもかんでも振りに行っている。高めには手を出すし、外角のクソボールにも体を開いて空振りというケースも少なくない。体にキレがないから開きが早くなり、その結果、タイミングを取れず、ストライクとボールの見極めも甘くなる。打撃はタイミングが8割と言われているように、どんな優秀な打者でも、タイミングが狂えばそうそう打てません。問題はなぜ自分の打撃ができないか、山川自身が理解しているかどうか、です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾