阪神・佐藤輝明のスイングに「大谷級」の衝撃データ…中日戦で1試合2発、打点は“長嶋茂雄超え”

公開日: 更新日:

 佐藤輝明(26)が15日の中日戦で圧巻の1試合2発を放った。

 低めのチェンジアップを捉えた三回の37号はバックスクリーン右へ一直線。五回には外角144キロの直球を浜風に乗せて左翼ポール際に運んだ。

 本塁打と打点の2冠を独走する今季の成長を象徴する「力」と「技」の2発。

 中でも、「37号は大谷級の一発」とメジャーに詳しいスポーツライターがこう舌を巻く。

「打球速度180キロ、飛距離134メートルは、ちょうど前日(日本時間14日)のジャイアンツ戦で大谷翔平が同じバックスクリーン方向に放った49号を彷彿とさせた。大谷のそれは打球速度184.7キロ、飛距離138.3メートルで、数字的にも肉薄している。大谷の今季の打球速度180キロ以上の本塁打は15本。

最速は今月3日のパイレーツ戦で放った193.1キロと突出していますが、佐藤輝は7月13日にも181キロの阪神史上最速本塁打を放つなど日本球界でその打球速度は突出している。甲子園特有の浜風という逆風の影響を受けながらの数字ですから、大谷級と言っていいでしょう。ちなみに、2024年のメジャーでの本塁打の平均打球速度は168キロ前後とされています」

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