安倍政権
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総裁選“菅圧勝”ムード…安倍首相「3つの誤算」でさらに窮地
ポスト安倍レースの号砲が鳴り、自民党内では暗闘が繰り広げられている。長らく本命視されてきた岸田政調会長はまったく浮揚せず、二階幹事長に急接近する菅官房長官が急浮上。この状況を苦々しく思っているのが、安倍首相だという。菅政権の誕生は、...
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何もかも行き詰まった安倍首相 辞意と病気の全真相<上>
歴史は繰り返した。13年前のブン投げ辞任の再来である。持病の潰瘍性大腸炎が悪化した安倍首相が28日、官邸で71日ぶりに開いた会見で辞意表明。歴代最長政権の称号を手にした4日後、唐突にピリオドを打った。その6時間前に菅官房長官は「お変...
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安倍政権が7年8カ月で「成し遂げた」のは国家と社会の破壊
安倍晋三の首相連続在職日数が24日で2799日となり憲政史上最長となった。 安倍は「政治においては、何日間在職したかでなく、何を成し遂げたかが問われるんだろうと思うが、この7年8カ月、国民の皆さまにお約束した政策を実行するた...
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安倍首相ようやく辞意固める 体調不安での国政停滞にケジメ
安倍首相が辞意を固めたという。NHKが速報し、永田町は騒然となっている。詳しいことは会見で自ら説明するだろうが、持病の潰瘍性大腸炎の悪化が原因と見られている。これ以上、国政を担うことは無理だと判断したようだが、遅きに失した感すらある...
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安倍首相の持病悪化が招いた肝心コロナ対策の“機能不全”
日増しに強まっている安倍首相の健康不安説。その払拭のためか、安倍首相は28日夕方、約70日ぶりに官邸で会見する。現在の体調や、延期もウワサされる秋の自民党役員人事・内閣改造などについて考えを示す。ようやく、説明の場に出てくるが、野党...
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安倍首相の9月退陣説飛び交うも…株価はなぜ下落しない?
もはや、アベノミクスも、安倍政権も関係ないのか――。安倍首相の「9月退陣説」が公然と囁かれているにもかかわらず、株価が上昇しているのだ。 日経平均株価は26日、4営業日ぶりに反落して5円下げたが、2万3290円と約半年ぶりの...
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都医師会長が政権に三行半「国に頼るのは諦める」の衝撃
新型コロナウイルスの「第2波」に国民不安が高まる中、医療界の重鎮が安倍政権に三行半を突きつけた。東京都医師会の尾崎治夫会長が「国に頼るのは諦める」と宣言。公然と反旗を翻す異常事態だ。批判の的となった安倍首相は歴代最長政権を手にしたも...
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入閣待機組が仕掛ける“安倍降ろし” 9月の内閣改造が命取り
9月に予定されている内閣改造。しかし、体調が悪化している安倍首相に、体力と気力が必要な改造人事ができるのかどうか。自民党内からは「改造できる雰囲気ではない」の声が上がり、例年と違って“猟官運動”も起きていない。内閣改造を断念し、この...
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怯える安倍首相…再び病院行きで立件逃れ“盤石シフト”崩壊
歴代最長の連続在職日数を更新した日に、締まらない話だ。安倍首相が24日午前、2週続けて慶応大病院に入った。政府関係者は「先週の検査結果を聴取する」と説明するが、持病の潰瘍性大腸炎の治療のためとの見方もある。前法相で衆院議員の河井克行...
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安倍首相の体調不良で「不吉な臨時代理」の可否が焦点に
健康不安が囁かれる安倍首相は8月21日も午後出勤で、午後6時前には官邸を後にした。公務は最低限で、ごく限られた取り巻きと会うだけだ。毎週火・金曜日の閣議も8月11日以降は開かれず、21日も行われなかった。体調不良は誰の目にも明らかで...
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安倍首相に“がん説”まで…日程次々キャンセルで自民党騒然
夏季休暇から公務に復帰して2日連続の午後出勤。安倍首相の体調不安がくすぶり続けている。20日は一斉に、「がんが見つかったらしい」という情報まで流れた。 ◇ ◇ ◇ 安倍首相の健康を巡って、永田町は浮足立ってきた...
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政治主導は猿回し 官邸という檻に入れられた経産省の6人組
多くの人々が、日本は民主主義国家だと誤解している。確かに憲法だけは、他国に抜きんでた民主主義だが、内閣が勝手にねじ曲げてしまうのだから、猫に小判だ。 欧米モデルの近代民主主義国家の証しは、市民革命を経験しているか、その影響を...
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新型コロナで「安倍礼賛」は減速 国民の不満は風化しない
新型コロナウイルスは世界政治を大きく変えた。米国では11月に大統領選挙を迎えるが、新型コロナの感染拡大がなければ、トランプ政権はまれに見る高い経済成長を示し、失業率も低く抑えた政権として国民に評価され、民主党候補を大きく引き離してい...
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踏んだり蹴ったりになりそうな「首相最長不倒達成記念日」
周知のように、安倍晋三首相の連続在任日数が来週月曜日(24日)に2799日に達し、大叔父の佐藤栄作を超えて明治以来歴代トップとなる。が、それを祝おうという声は自民党内からも取り巻き、側近たちからも上がってこない。 もちろん、...
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PCR検査拡充の方策はある 手遅れになったら政治の責任だ
日本のPCR検査数が少ないのは、SARSやMERSを教訓とせず、「選択と集中」というやり方で公衆衛生を無駄だとして切り捨ててきたからだと述べた。 そのために、本来なら感染症の研究と疾病予防ができるCDC(疾病対策センター)の...
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限界か安倍首相…夏休み強行を海外メディアが酷評
「強制的に休ませなければならない」――。“総理側近”の甘利明・自民党税制調査会長が16日の民放番組でこう話すほど体調が悪いのか。週末(15日)から夏休みに入った安倍首相は17日午前、日帰り検診を受診するという目的で、慶応大学病院(東京...
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赤木雅子さん 安倍首相らの絵に「黒目」描かなかった理由
「これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ」――。手書きの遺書に、こう書き残して亡くなった赤木俊夫さん(享年54)。森友学園への国有地売却をめぐる公文書の改ざんを命じられ、心身を壊し、自ら命を絶った。なぜ夫がそ...
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死者・重症者が8月急増「9月が怖い」の声と安倍首相の無策
案の定、8月に入ってから全国の新型コロナウイルス患者の死者数が急増している。7月の死者数は39人だったのに、今月は13日までの2週間足らずで、すでに64人。先月に比べ2倍近い患者が亡くなっているのだ。13日に確認された死者数は11人...
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安倍政権に100倍返し…“政界の半沢直樹”登場はいつ誰だ?
9日に放送された第4話の個人視聴率が14.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、今年放送されたドラマで最高数字をたたき出したTBS系連続ドラマ「半沢直樹」(日曜午後9時)。圧倒的有利な立場を盾に嫌味たっぷりで無理難題を押し付ける上...
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「首相の言葉」をフォローする人が誰もいないフシギな国
3月に入って新型コロナウイルスの感染者が増えてくると、私も自宅待機を余儀なくされるのだが、じっと家にいてもつまらないと思い、ネットで新型コロナについて調べ始めた。 まず気がついたのは、公的な機関のサイトは文字ばかりで見づらく...
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先の大戦と酷似 デマと精神論が蔓延するコロナ禍ニッポン
先日面白い記事を読んだ。「婦人公論.jp」が猪瀬直樹の「昭和16年夏の敗戦」を紹介した文章だが、現在わが国で発生している状況に極めて近いと感じた。昭和16年12月、日米開戦の8カ月前に「総力戦研究所」がつくられ、「官民各層から抜擢さ...
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台湾が日本の感染リスクレベル引き上げ…愚策がバレバレ
日本のお粗末な新型コロナウイルス対策は国際ビジネスにも悪影響をもたらしている。台湾政府は5日、日本からやって来るビジネス客の「隔離期間の短縮」を取りやめると発表した。 もともと台湾は、日本を韓国やシンガポールと同じ、「中低感...
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コロナ対策の意識の違い…腹を立てるなら無策の政府にだろ
『腹立たしさを覚える』(ANN NEWSから) 全国に緊急事態宣言が出ていたとき(4月17日から5月6日)、人と人との接触削減など、対策をしない人について6割の人がそう思っているんだとか。三菱UFJリサーチ&コンサルティングが...
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GoTo足かせで宿泊施設増えず…コロナ隔離難民であふれ返る
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。沖縄県は病院、宿泊施設がパンク状態。東京都内も軽症者向け宿泊療養施設の不足が問題になっているが、「Go To トラベル」の盲点が追い打ちだ。観光客や出張族の宿泊が増えれば、思うように施設が確...
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GoTo強行もお盆帰省するな 西村担当相“禅問答”の支離滅裂
「慎重に考えないといけないのではないか」 今月のお盆の帰省について、こう注意喚起していた西村コロナ担当相。この発言をキッカケにネット上では〈Go Toは強行してるのに?〉〈本末転倒〉など“大炎上”したが、それも当然。振り返れば...
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八方塞がりの安倍政権 野党の国会召集要求無視で時間稼ぎ
それでも安倍政権は、国会を開かないつもりなのか――。野党4党は31日、憲法53条に基づき臨時国会の早期召集を求める要求書を衆院に提出する予定だ。 憲法53条は、衆参両院のいずれかの総議員の4分の1以上の要求があれば、内閣は臨...
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次期中国大使に垂氏抜擢報道 リークの目的は「対中挑発」
「なんでこんな時期に新聞辞令がでるのか!」 7月15日付の読売新聞とNHKが報じた次期中国大使人事の報道に外務省幹部は驚きを隠さない。政府は外務省官房長の垂秀夫氏(59)を起用する方針を固めたという。 ■安倍官邸のリーク...
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GoToトラベル欠陥だらけ 都民も割引対象の抜け穴まで存在
22日からスタートしたはいいが、利用者からも、事業者からも「利用しづらい」「わかりづらい」と、悪評ふんぷんの「Go To トラベル」。いまだに仕組みがハッキリしないのだから当然だ。「Go To トラベル」に参加する旅行会社への説明会...
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相次ぐ異様な会見 気骨ある記者を背後から撃つ“傍観者”へ
「市長は、こうおっしゃいました。矛盾があったら追及するという姿勢の人もいるが、あなたの会社は違う。私はあなたの会社の幹部を知っている。(あなたは)組織の中でやりたいことができなくなるリスクがある……こうした発言についてその真意をお答え...
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GoTo混乱の“元凶” 安倍政権と閣僚は歳費、ボーナス返上を
コロナ禍で落ち込んだ消費の喚起を狙った「Go To トラベル」が大混乱だ。都内での感染拡大を受け、安倍政権が旅行代金割引の対象から「東京発着」を除外すると、予約のキャンセルが殺到。「キャンセル料を補償しない」との政府方針が批判される...