１９５４年生まれ。１９８４年から週刊住宅情報の記者となり、９９年に「誠実な家を買え」を出版。以後、多くの著書を送り出し、新聞、雑誌、テレビ、ラジオと幅広く活躍している。「とにかく現場を見る」主義で、年間２００物件以上の物件取材を敢行。首都圏だけでなく、近畿圏、中部圏、福岡、札幌など全国の住宅事情に精通している。
人気住宅地のウソ
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【辻堂】 クルマで暮らしにくくなってしまった
ＪＲ東海道線の「藤沢」と「茅ケ崎」の間にあるのが「辻堂」だ。住所は藤沢市辻堂。２駅に比べると知名度は劣り、地味な場所という印象を抱く人が多いだろう。が、近年は駅北側に「テラスモール湘南」という大型商…
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【茅ケ崎】新築マンション続々 生まれ変わった工場エリア
「湘南」エリアの代表格となるのが「茅ケ崎」だろう。加山雄三の出身地で、海岸沿いの国道１３４号は「雄三通り」とも呼ばれた。今は、サザンオールスターズにちなんだ「サザンビーチ茅ケ崎」や「サザン通り」のほう…
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【平塚】長所が多く価格は強気
都心への通勤を考えると、ギリギリ圏内といえるのが平塚だろう。「平塚」駅から「東京」駅までＪＲ東海道本線で１時間１０分ほどだから、人によっては「通勤は無理」となるかもしれない。しかし、海が好きな人にと…
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【武蔵小金井】駅から離れた一戸建てがお買い得
ＪＲ中央線の「三鷹」と「国分寺」間には、３つの駅がある。「武蔵境」「東小金井」「武蔵小金井」だ。いずれも中央特快・通勤快速・通勤特快が止まらない駅で、従来は“穴場駅”（三鷹や国分寺と比較すると、新築…
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【国立】開発当初は人気薄だったが…
大正から昭和に変わる頃、「国分寺」と「立川」の間にできた新しい駅だったため、両駅から１字をとって「国立」と名付けられた。 駅から放射状に広がる道路が「田園調布」を彷彿とさせる。街路樹のある大…
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【国分寺】“不便さ”を含めて愛される街
「水と緑と文化の町」というキャッチフレーズが、まさにぴったりと思えるのが「国分寺」。 東京駅から中央線中央特快で３５分の「国分寺」駅を最寄りとする街だ。都心への通勤が便利な上、住環境の良い場所…
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【汐見台】５０年前から開発されている特別エリア
電車の駅から離れた場所でありながら、人気の高い住宅地が神奈川県横浜市磯子区の汐見台だ。 ＪＲ根岸線「磯子」、もしくは京浜急行本線の「屏風浦」と「上大岡」が利用できる……といえば聞こえがいいが…
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【戸田公園】のんびりした駅周辺が長所を生む
ＪＲ埼京線の快速停車駅「戸田公園」の周辺は、正直言って地味な印象を受ける。アドレスは「埼玉県戸田市」で、駅前ロータリーの周囲に商業施設が集まっているものの、賑やかというにはほど遠い。昼間は埼京線高架…
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【浮間舟渡】公園や“緑”が多い
「浮間舟渡」はＪＲ埼京線の駅なのだが、「そんな駅、知らない」という人も多いだろう。「うきまふなど」と読み、アドレスは「東京都北区」になる。 ２３区内の住宅エリアとはいえ、住みたい街のアンケート…
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【武蔵浦和】購入しやすく“大化け”が期待できる
ＪＲ埼京線と武蔵野線が利用できる「武蔵浦和」の利便性は高い。まず、ＪＲ埼京線の快速停車駅であり、利用できる電車の本数が多く、快速に乗れば池袋や新宿が近く感じる。武蔵野線沿線には大型商業施設が増え、買…
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【北与野】地震も子育ても安心できるが…
ＪＲ埼京線で「大宮」の隣駅が「北与野」。住所はさいたま市中央区で、ＪＲ宇都宮線などが利用できる「さいたま新都心」駅も近い。といっても、実際に歩くと両駅間は１０分程度の距離がある。 ２駅間が近…
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【大宮】 賑やかで便利であるが…
新幹線の停車駅で、大宮区役所の所在地である。埼玉県の中心地と思われがちだが、さいたま市役所、県庁の所在地は浦和区。大宮駅周辺は、氷川神社の門前町、中山道の宿場町「大宮宿」として栄えた場所で、今も氷川…
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【北浦和】継続的に新築物件を見つけやすい
さいたま市浦和区には江戸時代から続く町名がいくつも残っている。その多くは「浦和」駅周辺にあるが、京浜東北線の隣駅「北浦和」駅の周りにも由緒ある町名が見られる。「常盤」「領家」「元町」などがそれだ。 …
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【浦和】全国有数の「誇りある住宅地」
ＪＲ「浦和」駅を含む旧浦和市の中心部は、現在、「さいたま市浦和区」と名前を変えている。しかし、埼玉県庁やさいたま市役所があり、行政の中心であることに変化はない。パルコや伊勢丹といった大型デパートもあ…
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【川口】工場地帯のイメージは今は昔
かつて「キューポラのある街」という映画と小説で、全国に名前を知られた場所が「川口」だ。キューポラとは鋳物製作の溶解炉のことで、川口が鋳物工業で発展した街であることを表している。 このように、…
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【品川勝島】朝のモノレールは気分いい
「品川勝島」という駅はない。最寄り駅は、東京モノレールの「大井競馬場前」や京急本線の「立会川」「鮫洲」など。東京都品川区勝島というアドレスとなり、「品川勝島」という呼び名が広まっているエリアだ。 …
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【金沢八景】区画整理が進行中で注目度アップ
京浜急行の沿線を代表する住宅地としては「金沢文庫」や「上大岡」を取り上げるべきだろう。しかし、いま私が注目しているのは「金沢八景」。「金沢文庫」の隣駅で、快速特急停車駅だ。 京急で快速特急停…
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【稲毛】「国道を越えるかどうか」が分岐点
東京からＪＲ総武線快速に乗り、「千葉」の一駅前が「稲毛」。千葉市稲毛区と美浜区に位置し、駅周辺から住宅エリアが広がる。 千葉県の新都心と位置づけられる幕張新都心にも近く、タクシーで１０分ほど…
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【船橋】近年、急速にイメージアップ
久しぶりに出向くと、「印象が変わってきたなあ」と強く感じるエリアがある。千葉県の「船橋」は、そのひとつだ。ＪＲ総武線と東武野田線でひと固まりの「船橋」駅を形成し、その隣に少し間隔を空けて京成本線の「…
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【市川】近隣の23区エリアより不動産価格が高い
千葉県民の多くが「県内でナンバーワンのエリア」だと認識しているのが市川だ。住所は千葉県市川市で、ＪＲ総武線「市川」駅を中心に広範囲に発展する街である。 では、なぜナンバーワンなのか。まず、土…
