2022年ドラフト注目投手を「生採点」
-
苫小牧中央・斉藤優汰 カットボールが打者の内外角へ厳しい角度を作り、ホームベース上でキュッと動く
「初回に失点しましたが、ここまで毎試合逆転してくれたんで、今日も逆転してくれると信じて投げました。抜ける真っすぐが少なくて、指にかかったボールが多かったし、カーブでカウントをとれたのも勝因だったと思い…
-
「NO.1左腕」白鴎大・曽谷龍平の肩甲骨の可動域は工藤公康を想起させる
アップが終わった外野の芝生で、白鴎大・曽谷龍平投手のキャッチボールが続く。 ブルペンに入る前のひととき、塁間ほどの距離(約25メートル)で、踏み込む位置を確かめ、トップの姿勢を確かめ、投じた…
-
富士大・金村尚真の速球はホームベースのちょい向こうあたりから、地を這うようにうなる
岡山学芸館高から進学して、3年生からは絶対的エース。リーグ戦でも、全国大会でも、いつもコンスタントな投球を繰り返して、「炎上」など見たこともない。すでに、学生球界最高峰に上りつめた快腕だ。 …
-
東芝・吉村貢司郎は本格派右腕! 打者の目線をかき乱す“縦に落下する”カーブの凄み
実力的には、社会人2年目の昨年のドラフトで指名されていてもおかしくない投手だった。 チーム事情のために1年間延ばしたのが幸いしたように思う。投手としての「最大値」が上がった上に、都市対抗での…