みうらじゅん氏にエロの醍醐味を聞く

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「ぼくらはエロの“戦後焼け跡”派。人生の3分の2はいやらしいことを考えてます」

 あの「週刊文春」で、まさかの「エロ」をテーマにエッセー執筆を続けてはや2年。単行本も連載タイトルそのまま、「人生エロエロ」(文藝春秋 1250円)。人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた著者のみうらじゅん氏に、改めてエロの醍醐味を聞いた。

「今まで文春のエロ企画は『淑女の雑誌から』だけでしたからね。編集長から『エロをまぶしたい』と言われて、それはもう望むところだと。ただどこまで書くか、ですよね。文春ともなると銀行や歯科にも置いてあるし、親や近所の人も読んでるから。ギリギリ近所を歩けないくらいかなと。呆れていただければ、こちらもかなり楽になります」

 冒頭は常に「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」から書き出す。この正直さが読者の共感を呼んでいる。

「友達に聞いたら半分が相場だったけど、もっと考えてます。高校生男子は15秒に1回ですよ。今はエロの情報が氾濫しているから、草食派というか飽食派ですよね。でも僕らの頃は情報がないから必死だった。いわばエロの“戦後焼け跡”派。飽きているのと飢えているのでは違いますから」

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