「冬が来る前に」紙ふうせん 大学で教鞭をとっていた

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「石油ストーブの芯を取り換え中に♪冬が来る前にきれいにしないとアカンなあってつぶやいたのが…」

 1970年代、「翼をください」で知られる伝説的フォークグループ「赤い鳥」で活躍。解散後は「冬が来る前に」「いかつり唄」などをヒットさせたデュオ「紙ふうせん」。後藤悦治郎、平山泰代夫妻の息の合った歌声は聴く人の心を震わせた。しかし、最近はあの絶妙なハーモニーを耳にする機会が減った。2人は今どうしているのか。

「『冬が来る前に』は冬に備え、主人がストーブを掃除してるとき、一瞬にしてできた詞なんです」
「アラジンの石油ストーブの芯を取り換え中に、♪冬が来る前にきれいにしないとアカンなあって何げなくつぶやいたのがきっかけで。曲もすぐつけられ、76年11月に発売されました」
「11月っていえば、東北や北海道はもう冬じゃないですか。ところが、その年は暖冬だったため、冬が来る前の状態が長く、それでみなさんの耳により浸透したんだと思います」

 JR新橋駅に近いホテルの喫茶室で会った「紙ふうせん」夫妻、ミリオンセラー誕生のいきさつをこう明かした。

 2人は67年にデュオを組み、70年、「赤い鳥」に参加。74年に結婚し、同年9月に赤い鳥が解散すると、紙ふうせんとして活動を始めた。

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