マグロ売っても一晩で…松方弘樹「採算無視」の豪快釣り伝説

公開日: 更新日:

 26日深夜、沖縄県石垣島周辺で361キロの巨大マグロを釣り上げたという松方弘樹(72)。08年に351キロ、09年には325キロのマグロを釣り上げて話題になったが、今回はそれをしのぐ自己最高記録である。09年のマグロが437万円で売れたことから、芸能マスコミは「落札価格に注目」「500万円超えか」なんて騒いでいるが、松方に言わせりゃ「小せぇ小せぇ」だろう。

 事務所によると「松方がこれまで釣りにかけたカネは億を優に超えるでしょう。売れたカネは漁師さんと折半だから採算を考えたら全然ワリに合いませんよ」というが、松方の目的はもちろんカネではない。

「釣人かく語りき」の著者で、松方にもインタビューしたことのあるジャーナリストの世良康さんがこう言う。

「“漁師さんと折半”といっても、松方さんの釣った魚はプレミア価格が付くので、通常の2倍から4倍の値段で売れるのです。漁師さんにしてみれば、自分が釣るよりはるかに高くなる。それをポーンと漁師さんにプレゼントする一方で、自分の取り分はどうするか。一緒に行った仲間や港の人たちを呼んで、一晩で使い果たしてしまいます。まさに“宵越しの金は持たない”の典型ですね」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋