「ひるおび!」お天気 森朗氏の仕掛けが“パワーアップ”のなぜ

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 これも今年の「猛暑効果」か。「ひるおび!」(TBS系)のお天気キャスター・森朗氏(55)が担当するコーナーの仕掛けが日に日に“進化”している。いつもは小学生の工作みたいなパネルにハンカチやスカーフなどを持ち出し、それらを高気圧や低気圧に見立てて解説するが、27日放送分で登場した仕掛けはスイッチひとつでパネルが立ち上がる全自動。これには、MCの恵俊彰もビックリで、「なんですか、コレ。立体感が凄いね、今回は」と声を上げていた。

「『ひるおび!』は同時間帯のトップ番組(昨年10月調査)ですが、その“陰の功労者”といわれているのが森氏なのです。分かりやすい解説はもちろん、予報を間違えた時の恵とのやりとりも面白いと評判になっている。せっかくの人材だから、番組サイドもコーナーのテコ入れに乗り出したのでしょう」(テレビ関係者)

 森氏は森田正光氏が社長を務める「ウェザーマップ」所属の気象予報士。慶応大学卒業後、鉄鋼メーカー勤務を経て資格を取得した変わり種だ。

「気象予報士の人気ランキングでいえば、長らく『とくダネ!』の天達武史氏がトップを張ってきました。今のところ森氏はまだランク外ですが、番組が売り出しに本腰を入れたら、どうなるかわからない。そのうちアマタツを脅かす存在になる可能性大です」(前出の関係者)

 そうなっても森さん、「予報外し芸」は忘れないでね。

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