川崎龍介さんが語った「サンバルカン」途中降板の裏事情

公開日: 更新日:

 同店は88年8月、一昨年1月に87歳で亡くなった歌謡曲好きの父が定年退職後、大阪から故郷の八代に戻る際、老後の楽しみとして開業した。店はカウンターとボックス席合わせて25席。母と2人で切り盛りしている。

「開店当時、ボクは渋谷のスナックでウエーター兼弾き語りをしてたんですが、家業を手伝うために八代に戻りました。そのうちにRKK熊本放送のラジオパーソナリティーやカラオケ大会の審査員の仕事が舞い込むようになりましてね。パーソナリティーは一昨年まで足かけ15年やってました。審査員は九州全域から依頼があり、4年前、3日間で600人を審査した時はさすがにヘロヘロになりましたよ、ハハハ」

 店でもカラオケ教室を開き、生徒は30人。

「あと、時間を見つけて楽曲作りにいそしんでて、同じ建物内の約7坪のスタジオで少しずつレコーディングもしてます。もうひと花? それができたら最高ですよね」

■ユーミンの楽曲で歌手デビュー

 さて、近畿大学を卒業した川崎さんは加山雄三の付き人を経て、78年、松任谷由実作詞・作曲の「サマー・ブリーズ」でアイドル歌手デビューした。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗