武井咲の鬼上司役 神野三鈴が発揮する“舞台出身”の持ち味

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「オトナの事情も複雑に絡み合い、売り出し中のお子ちゃまが主演を張るドラマが増える中、作品の質を維持するためにもバイプレーヤーの存在は大きい。姑や上司、母親といった役も必然と多くなり、以前にも増して脇を固める50代、60代の演技派女優の需要はあると思います。もっとも、役はあっても若い頃に主役級だった女優は“落ちた”感が出て不向き。そこで、最近でいえば、キムラ緑子のような舞台中心でお茶の間には馴染みの薄い女優の起用は理にかなっている。見る方も新鮮だし、起用する側もチャレンジングな行為で双方ともに喜ばしい。テレビドラマ界の質向上と活性化にもつながると思います」(前出の桧山氏)

 昨年は映画「駆込み女と駆出し男」と「日本のいちばん長い日」の2作品に出演し、銀幕デビューも飾った。いずれも原田眞人監督がメガホンを取った作品。監督主催のワークショップに神野が参加していたことがきっかけで起用に至ったという。原田監督は以前、本紙のインタビュー取材で神野について「声と存在感がいい」と絶賛していた。

 ちなみに夫は、世界的に活躍するジャズピアニストの小曽根真氏(55)。アーティストの妻と聞けば、妙な艶っぽさも納得!?

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