実写ジョジョ主役も…山崎賢人“引っ張りだこ”のジレンマ

原作ファンからはブーイング（Ｃ）日刊ゲンダイ

　そんな山崎だが、気づくと主演作はなぜか実写化作品ばかり。昨年から出演した映画だけでも、「ヒロイン失格」「ｏｒａｎｇｅ」「オオカミ少女と黒王子」。公開中の「四月は君の嘘」、公開を控える「映画妖怪ウォッチ　空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン！」「一週間フレンズ。」「斉木楠雄のΨ難」、そして「ジョジョ――」と続く。

「事務所としては若い女性に人気で集客が見込めることもあって山崎を猛プッシュしている。しかし、原作ありきの実写作品ばかりでは自分で考えるような役づくりが必要ないため俳優としての演技力や表現力がなかなかアップしないというジレンマがあります」（映画関係者）

　細マッチョのイケメンというだけでは飽きられるのも早い。殻を打ち破るオリジナル作品に出合えるか。