清水富美加の出家騒動 マスコミが突如「撃ち方やめ」の裏

公開日: 更新日:

 清水富美加の出家騒動は、早々に幕引きとなるかもしれない。芸能マスコミの間から「撃ち方やめ」の掛け声が飛び交いだしたのだ。

 潮目となったのは、このほど幸福の科学出版より発売された清水の告白本「全部、言っちゃうね。」。所属事務所のレプロエンタテインメントは「誠に不可解であると言わざるを得ません」との声明を出し、清水サイドからの突然の契約解除の問題に対して早期解決に動くとしている。これと歩調を合わせるように、スポーツ各紙とワイドショーも過熱取材の報道ラッシュをトーンダウン。ワイドショーの現場スタッフには「もう、このネタは取り上げるな」とのお達しが局の上層部からあったという。

「所属事務所のレプロと教団サイドが毎日のように新たなニュースを発信したり、それに対する反論が飛び出したりと久しぶりにワイドショーが活気づいた。実際、金正男の暗殺と清水の出家のニュースは視聴率もいい。ところが告白本の刊行によって、『千眼美子』の名で活動する清水と教団の宣伝活動なのではないかという全容が見えてきた。清水側が主張する『奴隷契約』によって清水が体調を崩し、ドクターストップで仕事ができなくなった状態でありながら、一方で書籍を周到に準備していたという事実。テレビ的には同じ土俵に立って、逐一、お茶の間に届けるより、どちらにくみすることなく距離を置けという判断です」(ワイドショー芸能デスク)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    今オフ勃発「FA捕手大シャッフル」…侍Jの巨人・大城、SB甲斐を筆頭に中日、阪神も参戦か

    今オフ勃発「FA捕手大シャッフル」…侍Jの巨人・大城、SB甲斐を筆頭に中日、阪神も参戦か

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  4. 4
    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

  5. 5
    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

  1. 6
    “辞めジャニ”野村義男は59歳で現役バリバリ!引く手あまたの秘訣は「第三の道」を歩んだこと

    “辞めジャニ”野村義男は59歳で現役バリバリ!引く手あまたの秘訣は「第三の道」を歩んだこと

  2. 7
    巨人・秋広が今季初昇格も阿部監督「全く期待していない」…のんきな性格がアダで早くも背水の陣

    巨人・秋広が今季初昇格も阿部監督「全く期待していない」…のんきな性格がアダで早くも背水の陣

  3. 8
    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

  4. 9
    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

  5. 10
    人間性やスタンスが如実に表れたMLB挑戦時の「西海岸かつ小規模都市」へのこだわり

    人間性やスタンスが如実に表れたMLB挑戦時の「西海岸かつ小規模都市」へのこだわり