小西克哉氏の原点は米留学 スタンダップコメディーで優勝

公開日: 更新日:

 海外、とりわけ米国の政治のオーソリティーとして活躍中の小西克哉さん(64)。原点は、高校時代の米国留学だった。

 ◇  ◇  ◇

「日本では通勤通学時間はラッシュアワーといってね、乗客が電車に鶏小屋みたいに押し込められて、大変な思いをするんですよ」

 今から45年前、1973年のシカゴ。地元のエバーグリーンパーク高校に1年間の留学中だった時のことです。スタンダップコメディーのコンテストに出場し、身ぶり手ぶり、全身を使ってラッシュ時の電車内のギュウギュウ詰めを漫談にしたのです。その頃、車社会の米国では電車のラッシュは皆無でした。日本での大混雑は想像もつかないんですね。だから見に来てた人たちはみんな腹を抱えて大爆笑。身を乗り出すようにして聴いてくれました。

 出場したのはオリジナルコメディー部門。放課後活動にスタンダップコメディーを選び、日本のことをギャグにして3、4分の漫談を演じていたところ、学校の代表に選ばれたってワケです。

 結果は見事、優勝。私の人生の中で、最も輝かしい瞬間でした(笑い)。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った

    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った会員限定記事

  2. 2
    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

  3. 3
    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

  4. 4
    宮迫博之の地上波復帰また遠のく…チバテレ番組ゲスト出演のはずが、収録済みでもソデに

    宮迫博之の地上波復帰また遠のく…チバテレ番組ゲスト出演のはずが、収録済みでもソデに

  5. 5
    巨人阿部監督を悩ます原前監督の尻拭い…FA組と主力の過渡期でよぎる高橋由伸政権時の再来

    巨人阿部監督を悩ます原前監督の尻拭い…FA組と主力の過渡期でよぎる高橋由伸政権時の再来

  1. 6
    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  2. 7
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8
    プロアマを“人質”にした協会の傲慢ぶりで伝統ある大会が消滅危機…3年前から続く対立構造の根本

    プロアマを“人質”にした協会の傲慢ぶりで伝統ある大会が消滅危機…3年前から続く対立構造の根本

  4. 9
    だれもが首をひねった 演技派俳優・古尾谷雅人の自殺の謎

    だれもが首をひねった 演技派俳優・古尾谷雅人の自殺の謎

  5. 10
    渡部建はキスなし即ベッド“超自己中SEX” 元カノ女優が激白

    渡部建はキスなし即ベッド“超自己中SEX” 元カノ女優が激白