テレビでは生かせない? 大谷昭宏氏の歯切れのいい語り口
診断結果は…【可】
“黒田軍団”と呼ばれ毎年8月初旬に「戦争展」を開いていた読売新聞大阪本社社会部長・黒田清と同部員を取材したのが83年夏だから、大谷昭宏と初めて会ってから35年。徳島支局を経て大阪社会部員になった当時は朝刊社会面のコラム「窓」を担当、読者から寄せられる電話・手紙と毎日向き合っていた。87年黒田とともに退社、コメンテーターとしてテレビ出演するようになり、現在TBS系「ひるおび!」の火曜とテレビ朝日系「スーパーJチャンネル」の月~水曜のレギュラーだ。
先月末「ひるおび!」で100回の記念大会の甲子園が話題になり、池田高校出身・水野雄仁や大府高校出身・槙原寛己とトークを展開し、水野を「小さな大投手というイメージ」と評し、槙原のことは「中京とか東邦などの(強豪が揃う)中で大府が出てきたのがすごい」とコメント。早大の後輩で“ハンカチ王子”と呼ばれた斎藤佑樹については「大学に入った時も大フィーバーでしたから」と振り返った。
1日の「スーパーJ」でのコメントは1回。シリア入国後、行方不明の安田純平さんと思われる男性の映像がネット上で公開された件では「命を守るのが国家の役割。全力を尽くしてほしい」。詳細が不明なだけに当たり障りのないことを言うしかなかったのだろう。