平成最後の紅白は迷走…“目玉なし”で視聴率最低の大ピンチ

公開日: 更新日:

 果たして、平成ラストの国民的音楽番組にふさわしい内容になるのだろうか――。14日に発表された第69回NHK紅白歌合戦の出場歌手発表会見。大晦日にNHKホールで歌う面々を見て不安を感じた視聴者は少なくないはずだ。

 たしかに例年以上にヒット曲に乏しい1年ではあった。会見に出席した初出場歌手の面々だけ見ても「U.S.A.」が大ヒットし16年ぶりの出場となるDA PUMPやジャニーズ事務所の新星King&Prince(通称・キンプリ)以外は小粒感が漂う。それでも、スーパー銭湯を巡業し知名度を上げた純烈はまだ納得がいく。

 しかし、会見は欠席したが、同局のサッカーW杯のテーマ曲を担った6人組のロックバンドSuchmos(サチモス)が初出場を果たす一方で、「Lemon」はじめ発表する曲がこぞってヒットチャートを賑わせ、出場が有力視されていた米津玄師(27)の名前もなければ、放送中の朝ドラ「まんぷく」の主題歌を歌うDREAMS COME TRUEも不出場。

 世界的にブレークしたBTS(防弾少年団)は出場しないのに、同じK―POPグループのTWICEは昨年に続いて決めたとなれば、首をかしげたくもなるのである。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  3. 3

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  4. 4

    二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

  5. 5

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方

  1. 6

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  2. 7

    突然のがん宣告にも動揺なし「で、ステージはナンボでしょうか?」

  3. 8

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  4. 9

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩

  5. 10

    平和記念式典での石破首相スピーチの評判がすこぶるいいが…原稿を下書きしたのはAIだった?