吉岡里帆「時効警察」評価真っ二つ 浮いて見えるのはナゼ

公開日: 更新日:

 10月25日放送の第3話終了後も、吉岡演じる彩雲刑事に対し、ネット上では批判的な感想が飛び交った。

〈彩雲のキャラが、十文字とも三日月ともかぶってる〉〈吉岡の演技が時効の雰囲気にハマってない〉〈空回りしすぎてて、見るのがつらい〉などなど。ちなみに、十文字とは豊原功補(54)演じる刑事の役名で、こちらも初回から登場しているキャラクター。吉岡演じる彩雲刑事の上司という設定だ。

「もちろん〈意外とハマってる〉〈時効ノリについてってる〉〈コミカルな役が似合う〉などと、吉岡さんの演技を褒める声もあります。今のところ、賛成、反対意見が五分五分といったところでしょうか」(テレビ誌ライター)

■役を生きるタイプ

 吉岡同様、今作からの新メンバーとなった磯村勇斗(27)は〈すんなり馴染んでる〉〈存在感がある〉などと、すこぶる評判がいいのだが。前出の山下真夏氏がこう言う。

「吉岡さんは、9月に公開された映画『見えない目撃者』で視力を失った元警察官を熱演。〈こんなにうまかったんだ〉などと演技を絶賛されています。彼女は“役を生きる”タイプの女優さん。ですから、『時効警察』での浮いた感じも、逆に演技力のたまものでは、と感じています。そもそも彩雲は浮いたキャラという設定で、吉岡さんはそれを忠実に“生きている”だけかと。確かに十文字と三日月とのキャラかぶりは気になりますが、それは脚本のせいで、吉岡さんのせいではありませんからねえ」

「時効警察」は熱烈な固定ファンがいる人気コンテンツ。今後も続編の可能性はある。果たして吉岡は今作でしっかり爪痕を残し、レギュラーメンバーになれるか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    北乃きいが「まるで別人!」と話題…フジ「ぽかぽか」でみせた貫禄たっぷりの“まん丸”変化

    北乃きいが「まるで別人!」と話題…フジ「ぽかぽか」でみせた貫禄たっぷりの“まん丸”変化

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  4. 4
    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

  5. 5
    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

  1. 6
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

  2. 7
    静岡県知事選で「4連敗」の目 自民党本部の推薦が“逆効果”、情勢調査で告示後に差が拡大の衝撃

    静岡県知事選で「4連敗」の目 自民党本部の推薦が“逆効果”、情勢調査で告示後に差が拡大の衝撃

  3. 8
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9
    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

  5. 10
    “絶対に断らない女”山田真貴子元報道官がフジテレビに天下りへ 総務官僚時代に高額接待で猛批判浴びる

    “絶対に断らない女”山田真貴子元報道官がフジテレビに天下りへ 総務官僚時代に高額接待で猛批判浴びる