井筒和幸
著者のコラム一覧
井筒和幸映画監督

1952年12月13日、奈良県出身。県立奈良高校在学中から映画製作を始める。75年にピンク映画で監督デビューを果たし、「岸和田少年愚連隊」(96年)と「パッチギ!」(04年)では「ブルーリボン最優秀作品賞」を受賞。歯に衣着せぬ物言いがバラエティ番組でも人気を博し、現在は週刊誌やラジオでご意見番としても活躍中。

年末に“偽マイクロソフト”のとんだネット詐欺に遭いかけた

公開日: 更新日:

 いやはや、年末のクソ忙しい時に絶句だ。アベ内閣が税金で桜を見て焼き鳥を食わせたまま、何の説明もしないで国会を閉じたことじゃない。冷戦から30年経った旧ソ連キルギスやウクライナの田舎に、ウラン鉱石の残りかすが広大なボタ山のまま放置されていることでもない。

 許しがたいことが起きた。買い替えたばかりのパソコンで、脚本の改訂作業中に突然、マイクロソフト社のWindowsページが現れ“何だこりゃ”と思ってると、キーボード操作が全く利かなくなった。

「不審なアクティビティの為、Windowsがブロックされました」

 と。「為」が漢字で書かれてる。何か変な文句だがさらに読むと、

「コンピュータをシャットダウンもしくは再起動しないで下さい」

 と。ここはコンピュータ「ー」と伸ばすところだ。ますます怪しくなったが、小文字で、

「注意!(無料)この重大な警告を無視しないでください。このページを閉じると、ネットワークへの損傷を防ぐためにコンピュータへのアクセスが無効になります。これはウィルスやスパイウェアに感染された警告です。情報が失われる可能性があります。パスワード、ブラウザ履歴、クレジットカード、ファイル情報…」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

  2. 2
    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

  3. 3
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 4
    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  2. 7
    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

  3. 8
    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

  4. 9
    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

  5. 10
    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?

    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?