二田一比古
著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

紅白、木下優樹菜離婚、浜崎あゆみ出産…年末年始を総括

公開日: 更新日:

 年末年始は芸能界も恒例行事が並ぶ。元日は、お馴染みになったスポーツ紙による“結婚・交際”のスクープ合戦。正月らしいおめでたい話が揃うなか、FUJIWARAの藤本敏史と、木下優樹菜が、大晦日に離婚を発表した。

 木下が恫喝騒動でタレント休業。藤本のイメージも下落していただけに、離婚もあり得ない話ではなかったが、メディアが正月休みに入った間隙を縫う絶好のタイミング。すぐさま続報ができず、騒ぎを最小に抑える狙いだったのだろう。

 驚きはさらに続く。元日の夜に浜崎あゆみが会員制サイトに昨年末に男児を出産していたことを報告した。相手は年下の一般男性で入籍はせず、「未婚の母」になった。年末年始に浜崎自身が結婚から病気まで自ら発信するのは恒例行事とはいえ、年明け最大のサプライズとなった。今後は、「本当に妊娠を隠しながらコンサートをしていたの」といった謎も含め相手の素性などを巡る取材合戦が展開されるだろうが、当人が言わない限り「推測」にすぎない。

 かつて、未婚の母になった女優はいるが、いまだに父親の名前を明かした人はいない。本来、スキャンダルは隠したがるものだが、自ら明かすのは浜崎の真骨頂。右往左往するだけのメディアは浜崎の手のひらで踊らされているようなものかもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

  2. 2
    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

  3. 3
    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

  4. 4
    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

  2. 7
    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

  3. 8
    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

  4. 9
    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

  5. 10
    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間