女性がNHK大河ソッポ 長谷川博己“若い明智光秀”なぜ不評?

公開日: 更新日:

「長谷川さんのブレークのきっかけになった10年放送のNHKの連ドラ『セカンドバージン』もそうですが、ファンの女性が長谷川さんに求めているものは、スーツが似合うクールな大人の男。ふだんは物静かなのに、時折見せる少年っぽさにキュンとくるわけです。要するに“ツンデレ”な長谷川さんを見たい」

 ところが、長谷川が現在「麒麟がくる」で演じているのは、明智光秀が10代ぐらいの若い時分。大人の男が垣間見せる少年っぽさに母性本能がくすぐられるのに、今はまだ少年っぽさが全開というわけだ。

「長谷川さんは顔も声も渋いだけに、ギャップが激しすぎる。それが〈カワイイ〉というファンもいますが、戸惑いを感じている女性視聴者が少なくないようです。たとえば同じ大河の『真田丸』で“童顔”の堺雅人さんが真田幸村の少年時代を演じた時には、それほど違和感を覚えませんでしたが、今の『麒麟がくる』の長谷川さんにはキュンキュンできない。とはいえ、物語が進んで“大人の光秀”になっていけば、女性ファンも戻ってくると思いますよ。それまでの辛抱でしょう」(山下真夏氏)

 裏番組が高視聴率のテレビ朝日系「ポツンと一軒家」、日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」という壁もある。果たして“ツンデレ”の長谷川で巻き返せるか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    大谷2戦連続6号弾 先輩の雄星も驚く「鈍感力」発揮!名門球団の重圧や水原問題もどこ吹く風

    大谷2戦連続6号弾 先輩の雄星も驚く「鈍感力」発揮!名門球団の重圧や水原問題もどこ吹く風

  3. 3
    長渕剛が誹謗中傷に《具合が悪い》と告白…《話があるなら、来てほしい》と性被害告発の元女優に呼びかけ

    長渕剛が誹謗中傷に《具合が悪い》と告白…《話があるなら、来てほしい》と性被害告発の元女優に呼びかけ

  4. 4
    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

  5. 5
    松本人志“性的トラブル報道”へのコメント 優木まおみが称賛され、指原莉乃が叩かれるワケ

    松本人志“性的トラブル報道”へのコメント 優木まおみが称賛され、指原莉乃が叩かれるワケ

  1. 6
    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7
    佐々木朗希にメジャー球団は前のめりも…ロッテ首脳陣が依然として計算できない脆弱ボディー

    佐々木朗希にメジャー球団は前のめりも…ロッテ首脳陣が依然として計算できない脆弱ボディー

  3. 8
    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

  4. 9
    阪神・岡田監督ようやく取材解禁の舞台裏 もう怖いものなし?今後の報道に忖度生じる可能性

    阪神・岡田監督ようやく取材解禁の舞台裏 もう怖いものなし?今後の報道に忖度生じる可能性

  5. 10
    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異

    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異