桧山珠美
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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

新型コロナウイルスで不安を煽るだけのテレビ番組に辟易

公開日: 更新日:

■時の人は白鴎大学・岡田晴恵教授

 こういう時は必ずスターが出るもので、今回は白鴎大学の岡田晴恵教授。

 当初はもごもごしゃべっていたが、今や堂々たるもの。最初は髪形もメークもファッションも頓着せずだったが、ある時から一変、「モーニングショー」では「ベルサイユのばら」のマリー・アントワネットかというような巻き髪くるくるでメークもバッチリ。

 短い時間で的確なコメントを言うのは慣れも必要だから、専門家だからと急に連れてきてもすぐに対応できるとは限らない。いろんな人がテレビに出ている中では「ゴゴスマ」の森田豊医師らは実にわかりやすい。

■元厚労相はシレっと登場

 いただけないのは元厚労大臣。どさくさ紛れでワイドショーにカムバックしてシレッとコメントする舛添要一だ。東京五輪にもいっちょ噛み。コロナと五輪、1人で2人分なので局にはお得なのかどうか知らんが。

 騒ぎ過ぎと思っている人も私の周りにはたくさんいる。そういう声も反映させないのはアンフェアだ。視聴率を稼いで金儲けするTV。前のめりでいいことなど一つもないのを、みんな散々勉強してきたはずなのに。

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