きゃりー勇気ある1歩 政治的発言セルフプロデュースの時代

公開日: 更新日:

ファン同士のケンカを悲観しツイート削除

 芸能人も黙ってはいられない。内閣の一存で検察官の定年を延長するという“火事場泥棒法案”こと「検察庁法改正法案」に対し、小泉今日子(54)をはじめ、浅野忠信(46)、井浦新(45)、城田優(34)などが続々と反対を表明。「#検察庁法改正案に抗議します」はツイッターのトレンド入り、小泉は朝晩の挨拶にハッシュタグをつけてツイート。「もう一度言っておきます! #検察庁法改正案に抗議します」と語気を強めた。

 中でも話題になったのは若手のきゃりーぱみゅぱみゅ(27)で、安倍内閣と検察庁との相関図と共に意思表明。しかしながら直後からコメント欄は大荒れ。ファン同士がケンカすることを悲観しツイートを削除したことを明かし「逃げるな!とか消すなら最初から書くんじゃねー!とか色々言われるだろうなと思ったので理由を書かせて頂きました。今後は発言に責任を持って投稿していきます。失礼致しました」と結んだ。

 これに親安倍派の政治評論家・加藤清隆氏(67)が「歌手やってて、知らないかも知れないけど……安倍政権の言いなりになるみたいな陰謀論が幅をきかせているけど、内閣が検察庁を直接指揮することなどできません。デタラメな噂に騙されないようにね。歌、頑張って下さい。」と“上から目線”で応戦。これにはきゃりー本人が「歌手やってて知らないかもしれないけどって相当失礼ですよ、、、、」と反論。作家の百田尚樹氏(64)も「『ファン同士の喧嘩が悲しい』なかなか上手な言い訳。実際は、何かに気が付いたのかもしれない」ときゃりーの無知をあげつらうかのような文面でツイートするなど波紋が広がっている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    木村拓哉ドラマはなぜ、いつもウソっぽい? テレ朝「Believe」も“ありえねえ~”ばっかり

    木村拓哉ドラマはなぜ、いつもウソっぽい? テレ朝「Believe」も“ありえねえ~”ばっかり

  2. 2
    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

  3. 3
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 4
    木村拓哉×堺雅人「共演NG」情報の火元…盟友関係の2人がナゼ? 妻同士も交流があるのに

    木村拓哉×堺雅人「共演NG」情報の火元…盟友関係の2人がナゼ? 妻同士も交流があるのに

  5. 5
    打撃は異次元のレベルへ昇華、野手専念の今季が「三冠王」の最初で最後のチャンス

    打撃は異次元のレベルへ昇華、野手専念の今季が「三冠王」の最初で最後のチャンス

  1. 6
    水原一平様には「ラウンダーズ」を…「勝負を始めて30分でカモを見つけなければ自分がカモになる」

    水原一平様には「ラウンダーズ」を…「勝負を始めて30分でカモを見つけなければ自分がカモになる」

  2. 7
    膳場貴子さすが“引き継ぎのプロ” 新サンモニ初回でスポーツ音痴白状したのも奏功

    膳場貴子さすが“引き継ぎのプロ” 新サンモニ初回でスポーツ音痴白状したのも奏功

  3. 8
    平野紫耀は「TOBE」の“フロントマン”で大躍進! すさまじい経済効果に広告業界も熱視線

    平野紫耀は「TOBE」の“フロントマン”で大躍進! すさまじい経済効果に広告業界も熱視線

  4. 9
    村雨辰剛さんが語る愛猫メちゃんとの日々「ともに自立して生きている 距離感が心地よい」

    村雨辰剛さんが語る愛猫メちゃんとの日々「ともに自立して生きている 距離感が心地よい」

  5. 10
    岸田首相「6月解散」強行なら自公81減、過半数割れ、下野もある! 野上忠興氏が議席予測

    岸田首相「6月解散」強行なら自公81減、過半数割れ、下野もある! 野上忠興氏が議席予測会員限定記事